2012年5月16日水曜日

Leica

1984年に亡くなったわたしのオヤジの遺品、ライカC型である。お袋の話では購入当時「ビックリするほどのとんでもない値段で!...」とのこと・・先日、ニュースでウィーンのオークションに於いて1923年ライカ試作機、25台前後製造され現存すると思われる12台のうちの一台が2億2,300万円で落札された話を聞いたので、久しぶりに持ち出してみた(市販開始は1925年(大正14年)・C型は普及機だからそういう天文学的数字はつかない)
オヤジの偉いところは、凝り性で何でも研究してしまうことだ。「私のライカ」玄光社刊1933年(昭和8年初版)この本は昭和11年四刷版だから、1936年にはこのライカを持っていたらしい・・・東京の実家がまだ古かったころ、オヤジの大きな本棚に小難しい本と共に「私のライカ」があったことを子供心にも覚えている・・わたしの生まれた頃の写真や小学生くらいまでの写真はオヤジが撮って現像して焼いて、アルバムに・・いまも大切に持っている。
わたしのオヤジ・・昭和30年(1955年)会社のバス旅行の車内らしい・・ここで彼が手にしているカメラはNikon M 1950年製。ライカとニコンを併用していた時期の記憶もある。いまは息子の手元に・・

0 件のコメント:

コメントを投稿