2013年7月31日水曜日

Country Side

ミヤマカラスアゲハ・・長雨が続く岩手。曇り空のなか山水を吸いに現れた美しい蝶。記録的な大雨で山側から水が湧き、揚水ポンプの置かれているところが「冠水」漏電して停電。当初は原因が分からず復旧に手間取ったけど・・蝶の優雅な飛行に「ほっ」とする長梅雨(北東北は未だ梅雨)の晴れ間・・

2013年7月30日火曜日

D-Bag

たまにはフィッシングベストを脱いでncaの新しいショルダーバッグDiversion( 気晴らしとか気分転換の意)Bagで・・生成6号帆布で作り上げた横370mmX縦260mmX厚さ100mmのフィッシング・バッグ。肩紐も帆布に洒落てオリーブ色のパイピングを配し、その先に真鍮丸鐶が左右に。内部背面に2分割された小物ポケットを装備。サイドに縫い目のない構造を採用し立体を保つ。もし内部に水が侵入してもすぐ抜けるように3つの「ハトメ」をつけた。お気軽にショルダー・バッグで釣りをされる方に最適・・街中でもFlyFisherであることを主張したいアナタにも(笑)他に使い方は様々・・受注生産で価格は¥9,870(税込)お問い合わせ等はncaflyfish@Gmail.comへどうぞ・・

2013年7月29日月曜日

Country Side

稗貫川は大増水・・もの凄い雨量だったからね。久しぶりにここまでの増水を見た。早池峰ダムができる前、15年くらい前かな堤防を越えるまであと2メーターという洪水を経験した。川には丸太や倒木、生活用品等いろいろな物が流されていた。増水していたけど少し緩い流れでは「オシドリ」の群れが悠々と泳いでいたっけ・・これじゃしばらく釣りはダメだね

2013年7月28日日曜日

Bell

熊よけの鈴・・今年も県内で熊の出没が頻発。こちらの存在を「お知らせ」しておく必要があるね。腰に付け鋳造された真鍮製の二連の鈴を鳴らす、昔からから使われてきた「熊鈴」・・画像右は盛岡の塩釜馬具店製でかれこれ20年経過。左は北海道・札幌のノースクリーク製で革職人が丹念に作った革台に真鍮製美錠付き。これがあるといちいちベルトを外さないで装着でき、デザインもカッコ良い。幾分長めなので歩行中に腰に当たり鈴の音も出易いスグレモノ・・「羆」(ヒグマ)の本場から発売中(笑)¥7,350・・カタチでしょ。

2013年7月27日土曜日

Back-yard

裏庭に川が流れていて何時でも好きな時に釣りができる。釣り人理想の環境・・米国バーモント州の話だけどね。アラン・アドシーの家の裏庭はミニスターブルック川岸に有りそんなことが出来ちゃう。お気軽な格好で釣りをしているのは息子のアダム。お気に入りの短いロッドはnca bamboo 6'0"#3 ・・アダムはラスベガスで半年公演をしていたけど実家で休暇を過ごし、オーストラリア公演に旅立ったそうな・・そう、アダムは旅から旅へのBLUE MAN(笑)

2013年7月26日金曜日

Thunderbolt

夜中の二時半頃、雷光・雷鳴と驟雨...で目が覚めた。愛犬キンちゃんはビビってピーピーと鼻を鳴らし、吠えまくる。えい!起きちゃえ。この雨で週末の釣りは完全に「流れた」な・・出来上がったGlas-PakとBambooの伝票を書き、梱包。今日巻くロッドの下準備、昨日塗ったロッドを乾燥モーターから下ろす・・こりゃ、昼ころに眠くなるのは必定・・

2013年7月25日木曜日

Country Side

気温22℃と過ごしやすいのはいいけど・・外は強い雨。ヤマユリも大きくなり首が重たそう・・あ~あ~この雨でまた釣りが遠ざかる~

2013年7月24日水曜日

Glas-Pak Four

「GlassじゃなくてGlas・・」とツッコミがあったので・・昔見た何かのイラストに「I Lov U 」と書いてあったのを覚えていて、このネーミングも簡略化。正しくはGlass、そしてPakだってPackなんだけどね・・ncaの造語。ついでに言えばFourは4本継だけど、頭の中にイメージしちゃったのはHONDAの大昔のバイク 750 FOURの排気管の並びだったんだ(笑)・・nca/ Kameglass One-Half 2pc.に装着されているアルミシートは同じデザインのFeatherweight社アルミシートで「細」・・似てるのは当たり前、そりゃ「nca兄弟」だもの(笑)

2013年7月23日火曜日

Country Side

午前9時の外気温は24℃・・早い時間には隣家が見えないほどの濃霧だった。早朝のラジオニュースでは東北道白河~郡山や会津道が豪雨で通行止めとのこと。よほど降ったんだな・・稗貫川は増水しているものの濁りはない。それでも支流は釣りにならないだろうな・・今週末は「釣り日和」かもしれん。この先、雨が降らなければの話だけど・・

2013年7月22日月曜日

Glas-Pak Four

ncaからFiberglass 4pc.Rod新発売!・・その名もズバリ、Glas-Pak Four(グラスパック・フォー)8フィート#4ライン、#5ライン。旅のお供に携行し易い4本継、仕舞寸法65cm。ホワイトグラス・スピゴットフェルールを採用し滑らかなベンドでいてトルクフルなロッドはグラス素材ならでは。ストリッピングガイドはMildrum SRME V-Frame #10、クラシックシガーグリップ、ダウンロックシート(画像は限定オールアルミ)巻き糸の基本色は黒をメインに白ティツピング。ブランクカラーはBrick(煉瓦色)と全てに拘った「現代のクラシック仕様」
画像上がウッドフィラー・ダウンロック通常仕様。Featherweight社オールアルミシート仕様は在庫限り。お問い合わせはncaflyfish@Gmail.comまで

Name (3)

ncaのグラスロッドはParaGlass 2pc.から始まった。18年前のことだ。その3年後3pc.をラインナップしている。パラグラスは「Parabolic」と「Fiberglass」を合体したncaの造語。未だ根強いグラスロッド・ファンがお買い上げ、お使いになっている・・K-Glass 2pc. 4pc.はもう少しグラスらしさを求める声にお答えして作った。昨年からはOne-Halfでよりティップの繊細さと投げ易さを具現したKameglassをリリース。以前のブログでも書いたけどT&T Kaneglas に惚れて何か良い名前は無いか思案し、紙に書いているうちに「なぁ~んだ、nをmに変えると亀ヶ森(nca所在地)じゃん!」でKameglassと命名。こんな感じで名前が付けられる訳。ほとんど個人的趣味で製作者の「特権」(笑)

2013年7月21日日曜日

Name (2)

ロッドの「名前」の続き・・Hardy SMUGGLER 8'-5pc.とHardy FAVOURITE 7'-2pc.どちらも1960年代~1970年代製造。Harris & Sheldon Group時代のHardysから発売されたファイバーグラス・ロッド。スマグラーは持つ人誰しもが「密輸者」になっちゃうほどコンパクトな5ピースだからこの名前を付けたんだろうね(笑)フェイヴァリットは「お気に入り」とか「人気者」の意で7フィート#4ラインなんて英国の小渓流が似合いそう(笑)・・今ではグラファイトになっちゃったけど1970年代はまだまだグラスロッド全盛期。両竿とも40数年を経過しても「現役」でカーボン竿と比べてもなぁ~んも遜色はない・・

2013年7月20日土曜日

Name (1)

H.L.Leonard のデュラケーン・・ポケット部分がカタカタしてきたので修理。上は1975年製、下は1976年製だから、かれこれ38年経過した。接着剤は寿命だけど竿として「現役」H.L.Lのシート金具は何度も直しているので手順を踏み修復。先ずニッケル金具に上手に摺り合わせられて発見しにくい同じニッケル製0.8mmのピンを探す(接着しただけではなく横ピンも打ってある)ピンの頭は掴みようがないので錐で押し込み、金具を外したあとで掘り出し再利用。その場合、竹串などを利用してフィラー側の穴は埋め・・ま、ダラダラと書いてもしょうがないので修理は「技術のnca」へ(笑)・・そうそうネームのこと。このロッドは「Duracane」ご存知の向きもおありかと思うが樹脂(当時はベークライト樹脂)を減圧・加圧して竹に含浸させたモノ。他社ではインプレグネーション(impregnation)と言うけどね。Durable(丈夫な)とCane(この場合は竹)を足したLeonard社の素晴らしき「造語」Duraはラテン語で硬くするの意がある。でもインプリのロッドって決して硬くないんだよね~テーパーデザインの「妙」もあるけど樹脂含浸でロッド重量が増したことに起因する...かも?

2013年7月19日金曜日

Lily

今年も咲いたヤマユリ・・草刈の時、特にこの周りは注意して残し「ババユリ」(その名は...葉がない・・歯がない婆ということから...らしい)という枯れた状態で種が飛ぶようにしておくと株も増え毎年咲き楽しませてくれる。裏山の愛犬ソックスの墓にも球根を移植してあり、その蕾もいずれ花開くことだろう。

2013年7月18日木曜日

Country Side

東北地方はまだ梅雨明けしていないらしい・・夏の高校野球・岩手県大会も雨で三日間順延して予定が大幅に狂っている。選手たちも集中力が持続しないのか、春の成績でシードされた4校がすでに敗退。そんな中、長男のチームが3回戦まで進出!野球部創部以来の快挙らしい(笑)今日、花巻球場で試合予定だが昨晩から強い雨。これじゃ延期だろうなぁ。川の水も引かず流れが変わるほど。雨が止んでも1週間位は釣りならないと思える水量。

2013年7月17日水曜日

go to battle

出陣・・黙々と準備をする釣り人たち。多くのフライフィッシャーが雨の遠野近辺を徘徊していた連休。あの増水の中で尺ヤマメを釣った話も聞いた・・

2013年7月16日火曜日

Filson Filson Filson....

はぁ~米国Filson社に送ってあげたい画像だね・・雨も小康状態で皆さんやる気満々・・フィルソン製品を使う人がこれだけ増えた。多くはS社のベスト使用者が多いのを嫌い「かぶらない」ストラップベストに転向したようだけど、遠野民宿「わらべ」にこれだけ集まっちゃいましたね(笑)

2013年7月15日月曜日

Country Side

前線が宮城県北部と岩手県南部に居座り長雨の連休となった・・東京から釣り人たちが遠野民宿「わらべ」に宿泊という事で合流。附馬牛・大出に向かう途中、あわよくば釣りになるかと釣り道具持参でTSBを覗いたけど、増水・濁流・・早めに宿に入ったものの外は雨、川は濁流。やることがないので暖かな薪ストーブ前に陣取り一杯。懐かしい大橋商店のあんちゃんが来て一杯。関東組は釣りになる場所を探して「貪欲」に釣りで帰ってこない。そりゃそうだよね~東京から来た頃は朝から晩まで、雨がふろうが雷が鳴ろうが釣りまわったものなぁ。今じゃ地元なので「良い時に」やる怠惰な釣り師となった。

2013年7月11日木曜日

Signboard

何年か前に雪掻きをしていた時、雪掻き機で押し倒してしまった「看板」に付けていた「nca Angler Mark」がひょんなところから出てきた。思いついてフライライン、リーダー、毛鉤を加工してサブ看板に・・ロッドは折れた穂先で「鱒」の口吻にフックを掛けてテンションを与え、良い感じの曲がりが出た。作業中、メインの看板を17年前の5月連休に作ったことや何やらを思い出した・・

2013年7月10日水曜日

Replacement

LaLoue 8'6"#4-5のティップを折った方から修理依頼・・折れたのが丁度ガイド一つ分位なのでトップガイドを取り付け飾り巻きをしてEx.tipに(もったいないし)8フィートくらいになるのかな?グラファイトロッド等の「折れ」は新しいブランクから新規で作る。昔「パイプの中に添え木をして糸で補強・・」などと書かれた本があったが、あれはダメ。一度、破断されたファイバー(繊維)は残念ながら戻らない・・綺麗に使われていたけど、リッツグリップの先端部エッジも「欠け」ていたのでコルク片で象嵌して削り直した。まるで新品。シーズン中なのでお客さんも早く使いたいだろうと「迅速かつ(神)対応」(笑)

2013年7月9日火曜日

Workbench

グデブロッド・ナイロンスレッドの黒と白、ミルドラムSRME#10をストリッピングにハードクロームスネークガイド、フェザーウエイト・アルミシートにシガーグリップ。フライロッド一本のパーツって意外と少ない。あとはロッドブランクにエポキシ塗料。そして「技」ついでに「祈り」(笑)・・今朝も朝からザザッと雨降りなので引きこもり「作業」・・雨雲退散!水流適量!釣行必釣!えいっ!

2013年7月8日月曜日

Flyfish(extra)

ムフゥ~2日にわたり仕事帰りにコレだ・・群馬県・渋川のショップ、Curtis Creek、と言えば利根川。ヤマメや虹鱒の良型を育む場所としても知られている。店主殿の話しでは「今まで全然釣れなかったんですよ~神様は見放さなかったぁ・・」前日はドライフライで翌日はウエットフライでとのこと・・ロッドはC.C.Quatoro 8'6"#4-4pc.、さぞや曲がり楽しんだことでしょ~よ・・はい

Country Side

遠くの方から音と共に「驟雨」・・「ゴォーッ」という地響きのような音なので「すわ!地震かぁ」と思っちゃった。黒い雲の流れている場所だけに降っているようだ。昨日来た釣り人の話では「早池峰山北側のNDMにいたけど増水で釣りにならず、峠越えしたら今度は渇水・・」局地的に降雨があるのでどこ行けばいい?天気予報では今日も「大気が不安定で雷雨、降雨、急激な川の増水にご注意下さい・・」だと~室内の湿度管理をして「塗り」だな・・

2013年7月7日日曜日

Announcement

航空機、列車、はたまた車やバイクで荷物をコンパクトして釣りにゆく方のご要望も多く、かねてから計画していたFiberglass Rodのブランクがようやく完成し来週から塗装工程に・・Glass-Pak 4X4(フォーバイフォー)8フィート4ピース4番ラインのカラーリングはKameglass でも採用した「Red Brown」リールシートもレトロなフェザーウエイト社アルミシート。グリップはシガー。巻糸の色は黒をメインにホワイトの飾り巻きをと考慮中。リリースは8月上旬を予定・・シーズン中に間に合いそうだ。お問い合わせはncaまでどうぞ・・

2013年7月6日土曜日

Flyfish

午後は雨降りということなので・・「糀川目」のクルミの木、ちょっと見ない間に茂ってしまった。そうTSB川。水が出たらしく流れの中には流された草や枝が。水量も「適」ポイントも存在・・霧雨が降ってたけどGo~
Quadrate 7'0"-2pc.#4のテストも兼ねて久々のTSB・・アマガエルと記念写真の筈では無かったんだ・・ちょっと前に尺近いヤマメを掛けてブッちぎられたばかり。「せっこいて」(岩手言葉で不精しての意)土手の上から狙って投げたのがいけない・・ヒットし下流に走られ慌てて土手を降りた時、リーダーが流木に絡まりチャンチャンであった・・霧雨が本降りになる前に退散。

2013年7月5日金曜日

Country Side

7月5日、稗貫川あゆ釣り解禁だったんだ・・昨夜、土手に怪しい車が沢山駐車していて何だァ?と思っていた。夜明かしして解禁に臨んだ訳ね・・雨が降ったものの水量はたいして変化なし。今日の東北地方、午後は200mmの降雨が予想されているけどどうなんだろう?後で河川巡回してみようかな・・

2013年7月4日木曜日

Impression

同じLaLoue 2pc.Graphite Blankでグリップ、シートと巻き色を変えて作るとこんなにも印象が異なる・・8034はペゾン風ヨーロピアンスタイルに、8645にはFeatherweight社アルミシートとシガーグリップ、黒糸に白トリムを配してみるとアメリカンな雰囲気に・・さて、あなたはどちら派で?
上から見るとこんな感じ・・自分で使うロッドは「好み」で選びたいですよね・・

2013年7月3日水曜日

Fly Line

Cortland社のフライライン・・1970年代初頭、初めて使ったのがコートランド333フライライン「SVAN」という東京・京橋つるや釣具店の輸入部門が取り扱っていた。その後「つるや」にいた番頭Aさんが「アングラーズ・リサーチ」を立ち上げハーデイ製品、コートランド製品を扱う。最終的には「興栄釣具」後の「コータック」が輸入販売していた。先年「コータック」も商売をやめてしまい、どこで入手するか・・444 Peachが欲しいんだけど~とncaの取扱店に聞いてみたところ「あ~もうコータックの放出在庫だけで終わっちゃいました・・新しい取り扱いも決まっていないようで・・」だと・・コートランドはSA社に比べると表面コーティングが厚い感じで丈夫、スティッフな感じで好き・・仕方ない米国から取り寄せるしかないな・・Cortland Fly Line 欲しい方がありましたならncaまでお申し出ください。送料が本数で割れます(笑)