2014年4月30日水曜日

Diamondback

ブランク整理をしていたら棚の隅から、かつて販売していたDiamondback Classic Trout 3pc. 7'6"#3/4のブランクが一本出てきた・・HLLがGolden Shadowに使っていたカラーリングに塗装された16年前のもの・・「ダイアモンドバック」の名称は現在、コートランド社のものになったが、発注した当時はVermont 州 Stowe にあったREC社(こちらも経営が変わり久しい)が経営し製造していた・・幸い、当時GSに使用されたGudebrod社のベージュ・スレッド(現行のものと色合いが異なる)も残っているので「Golden Shadow 風」に作ることもncaでは可能。ご興味のある向きは、nca まで・・(SOLD OUT)

2014年4月29日火曜日

Miscellaneous

Mini-Bak with nca log ¥1,000とDilly Wax with Retractor¥1,200・・ミニバックにはラインカッターなど付けて使用する。ディリワックスは数十年ぶりに今シーズンからまた使い始めたが「浮く~!」・・nca お勧めの小物再入荷・・

2014年4月28日月曜日

Flyfish alone (2)

嫌な気分も川を見ながら移動すると晴れてゆく・・あらら、ここにも先行者。連休前釣行者だ・・車を止めて話しかけるとこちらは快く「会話」をしてくれた。「あれ?ncaさん?」はいなーと話が弾む。何でも「トモダチのトモダチ」だそうだ。嬉しいことに進んで釣り場をシェアしてくれて、ここからここまでやりますからと「谷割」を・・フライ釣り同好の士、こうありたいね~平和だし。
ヤマメは枯れた葦の垂れ下がった所、それも岸寄りで出た(矢印)フライが引っかかりそうで嫌だったけど、上手くトレース出来たもんだ・・してやったり!

2014年4月27日日曜日

Flyfish alone (1)

という事で、連休前に川へ・・先週イワナが並んでいた所をめざす。さてはて、たどり着くと先に車が。話をすると北上からの釣り師で、連休前に釣りをしておこうと思いとのこと。考えることは同じだな~(笑)では他へ移動します・・支流に入るも「生体反応」なし。はい、また移動。途中、フライ釣りが見えたので停車して挨拶をしようと思ったら、いちべつされ「無視」という、いやな感じ・・女性の手を取り、キャスティングの「ご練習中」だったのね。お邪魔さまでしたね。きっと彼に聞いたらこう答えるだろう「え~ショップでは川で人に会ったら挨拶しなさいなんて教えてくれなかったー」だれが教えるか!常識だろー嘆かわしい。それにつけても野田ナンバーくん、そんなことで釣りやってて楽しいか?・・まったく!と、おぢさん怒りつつ次の釣り場へ

2014年4月26日土曜日

Flyfish (4)

おっ、背後霊か?地縛霊か??・・いやいや、民家から車を出す為に設置された「マイ・カーブミラー」(笑)に映った三ちゃん。
田舎巡業に来た「川辺の漫才師」二人、ではありません。が、殆どオヤジギャグとジョークの「おふざけトリオ」釣行だったね・・今回も。楽しい時間をありがとう・・サンドくんお手製のパン、おいしゅうございました。三ちゃん持参のお茶、おいしゅうございました・・「晴れ男」が帰ったあとでも岩手は珍しく快晴!・・さてと連休前に「独り占めコース」釣りに行かなくっちゃ~

2014年4月25日金曜日

Flyfish (3)

「木ばけ石ばけ」の三ちゃんである・・昨日は4本目川で北風が冷たくて、早々に撤退。5本目川の核心部にバックホーが河川改修で入り込み濁り、ついでに雪解け水が引いておらず断念。6本目川を一時間ほどやって「よねたや」で反省会(それは嘘~)・・そして翌日。前日の反省もあり、早出はやめてゆっくりと近場に出動。遠来組は最終日なので午前中のみ。「小沢大好き三ちゃん」お馴染みのところへ入渓・・
マニアックな沢をサンドくん(爆)も釣り上がる。気温も気分も「三度」をはるかに越えて、上昇だ・・左ききなんだよね彼は「レフティー・クレイ」みたいだ。川幅のあるところでは左右に分かれて釣り上がれる。右でもキャスト出来たら、最強なんだけどなー25年これでやってきたから、今更ダメだって・・

2014年4月24日木曜日

Flyfish (2)

ま、3本目の川に着いた訳だが、ここも水温3度かぁ?とおもったらNYが水温計をバラしながら申告「水温計壊れて飛んでました~」上の方に3mm程ブルーに着色された一部が飛んでいた(大笑)な~んだ、どこいっても3度だから「?オ・カ・シ・イ?」と思ったんだよ。この「水温計事件」以後「サンドN」と呼ぶことに。暫くはこれをネタにイジってやるー(ヒヒヒ)・・画像は3本目の川の岩魚。ドライフライに見事に反応・・比較すると、どこかオカシイと思いません?上は岩手で普通に釣れる白斑点のアメマス系イワナ、では下は?鮎にも見えちゃう「無斑イワナ」を三ちゃんが釣った。彼は二度目とのことだけど珍しいね・・この場所、一昨年に道路側の護岸改修してたところでコンクリートがまだ新しい。逆境にもめげず、イワナ達はみごと生き延びて約100メートル区間はパラダイス。新しい護岸・河床と残った自然河床の際に必ずついていた・・次は一人で独り占め~腹も減ったので4本目の川に行く前にお昼だな・・

2014年4月23日水曜日

Flyfish (1)

伊豆釣行で「スカ」をくらった二人が岩手にやって来た。3ch.とNYである。こちらも初釣行でワクワク、前夜から釣り支度を整えていたので久しぶりの再会話もそこそこにコーヒーを一杯飲んで出発。途中、通りがけの駄賃で覗いた川は「水量・水色共に良し」NYがおもむろに水温計を持ち出し測った水温は3℃・・むむ、気が早り家をでた時間が早かったか、寒~い!
二本目の川に着くと「エッサマン」2名発見。少し間をあけて入渓。NYと釣り上がることに・・ここでもNYが水温計を取り出して計測。またしても3℃・・うーん。でもドライフライ結んであるしと投げると3投目でヒット!じゃははは山女魚じゃ・・と寄せるとパシャ!とナチュラルリリース。それでもこの川はドライでいけるなと踏んだ。まだ、この川、時期が早いなという事で3本目に移動・・

2014年4月21日月曜日

for Sale (4)

Bjane Fries "the Delight"7'3"#4 2pc.1tip with bag/tube ¥150,000 Bjane Fries "the GARRISON 209E" 7'9"#5/6 2pc.1tip bag/tube ¥150,000・・ビアーネ・フリースは1951年デンマーク生まれのバンブーロッド・ビルダー。日本に初めて紹介されたのは故・中沢孝編集長の「フライの雑誌」Early Winter 1987 第三号に書かれた、当時スイス在住の音楽家・宮崎泰二郎さんの記事によると思う。現在も作り続けており、いまでは6'3"#2/3から9'6"#7/8まで数多くのモデルがある。愚直とも言えるほど丁寧に創り出されたバンブーロッドで日本にもファンが多い・・オーダーした前オーナーネームが入っているものの、ロッドは美品で独自の形状を持つフェルールもタイト。

for Sale (3)

R.L.Winston Vintage #3/4 Fly Reel with Ex.Spool & wood box (SOLD OUT)・・リール径78mm Xスプール幅15mmのナロウ・タイプ
背面のラッチを操作してバックプレートを外し、スプール交換が出来る。美しいフォルムと機能を持ち合わせたVintage、限定版・両軸受リール。未使用品
Joe Saracione Trout Reel with suede reel case (SOLD OUT)・・1989年にサラシオーネにより製造された、リール外径80mmXスプール内幅20mmのトラウト用リール。背面の7ポジションのドラグ調整で「大鱒」とやり取りを・・
1989年のThomas & Thomas Catalogに紹介されている。これによるとT&T Individualist 325 Reelとういう名称で販売されていた。ラインキャパシティはWF6+90yds.と表示・・3機種あった中の最小モデル・・かなりの美形美品

2014年4月20日日曜日

for Sale (2)

ORVIS Presentation EXR 1 reel (SOLD OUT) ・・WF3+50yds.20lb.backingを巻けるシリーズ中、最小モデル。1985年あたりにアルゼンチンのリールメーカー、STH社で製造された。
Hardy Gold Marquis #5 with Extra Spool (SOLD OUT)・・ご存知、英国ハーディ社のマーキス(候爵)サイズ#5はDT4を巻くのにちょうど良い。     Hardy Marquis #7 with AIR CEL WF-8-F ライン付き¥20,000・・湖の釣りといえばこのサイズ。1980年後半製造品。時代を経ていても綺麗な一品・・
Hardy L.R.H.Lightweight(SOLD OUT)と Hardy Flyweight (SOLD OUT)・・ライトウェイトは1980年代後期、フライウェイトは1970年代後期か・・一番ベーシックなフライリールと言えば「ライトウエイト・シリーズ」で決まり・・

2014年4月19日土曜日

for Sale (1)

H.L.Leonard "the Golden Shadow" Graphite 8'6" #5 2pc.1tip with bag/tube(SOLD OUT)・・リールシート金具にはご丁寧にダブルでHLL刻印(笑)このロッドはミドルラインでアクションはDF-M(ドライフライ・ミディアム)A-Corn Capを装備したダウンロックシート・・気品さえ漂う・・
H.L.Leonard "the Diamondback" Graphite 8'6" #6-7 2pc.1tip with bag/tube 【SOLD】・・ダイアモンドバックの特徴でもあるMed(ミディアム)アクションから繰り出されるラインは現代のファーストアクションに食傷気味のフライフィッシャーにキャスティングの楽しさを今一度、思い起こさせてくれる・・・お問い合わせ、ご注文は ncaflyfish@Gmail.comまで・・

2014年4月18日金曜日

Prevue

古い友人が1980年代からコッコッと集めたRods & Reels・・彼の「フライフィッシングの歴史」が見えてくるようだ。え~整理しちゃっていいの?と尋ねると「いやーまだまだ有るんですけどね・・釣りだけじゃなくて、他にやることが多くて・・」そう、多趣味で(笑)農作業、オヤジバンド、大工仕事と毎日オイソガ氏なのだ。この道具たちを買い求める時にどれほど胸が高鳴ったことか!しかし次の所有者を探して貰いたいとの販売委託でncaが仲立ちを・・ロッドはH.L.Leonard、B.Fries、リールはHardy、Winston、Ross、Saracione、Orvisなど各サイズあり。今後、少しずつ撮影して紹介していきたい・・

2014年4月17日木曜日

Ready to Go

週末には川に立ちたい!・・金曜から古い「釣友」が東北道を500km北上して釣りに来るそうだ。金曜は仕事で出られないけど、土日は今年初めての釣りに行きたいと思う。ロッドはGlas-Pak four ニンフの釣りにもなりそうなので8フィートは欲しい。昨日、釣りの帰りに寄ったお客さんの話では「もう#13ブラウンのドライでOKでした・・」あらら、知らぬ間にマダラカゲロウ出てるのね~

2014年4月16日水曜日

Heddon (2)

やっと探し出した黒いスネークガイド。ヘドンの時代と若干、色や材質が異なるかもしれないがこれを付けよう。手塗りされたバーニッシュを剥がす前にガイドスペーシングやグリップスタイル、長さ、糸巻きの色、幅、シグネチャーラップの位置を記録する。Micha Siclairは細部に渡りイラストレーションで「記録」している。これが良いお手本(ここまで詳しくなくても良いと思うが・・)

2014年4月14日月曜日

RODON

うわー懐かしいブランクで製作依頼・・RODON Boron-Graphite。35年も前のブランクだな。H.L.Leonardの職人だったTed Simroe(写真右)が辞めてAVCO社プロデュースの元「RODON」というロッドコンポーネンツ会社を立ち上げ、ブランク、リールシートを世に送り出した。日本には「マッキーズ・クリーク」(当時の名称)宮坂雅木さんが輸入・販売した。確か、テッド・シムローの経歴が「海軍兵学校教官」からロッド職人へと転身したらしいと(?)話題になりそりゃ~面白いと思った・・上の黄色いロッドはシムローと同時期、HLLに在籍した職人Walt Carpenter(写真左)の Fiberglass Rod。彼が独立した初期のもので金属フェルールの「珍品」・・

2014年4月13日日曜日

Brass

今朝6:00に野球部の送りで駅まで。晴天で岩手山を「美しく」遠望できた。稗貫川も水量は多いものの、底石が見えるほど澄んできた。もう少しだな。とっくに釣りの準備は出来ているけど、来週中の納品に向けて多忙・・Brass=真鍮(銅と亜鉛の合金)はステンレスのいつまでも銀ピカより好きだ。何よりも初め金ピカ、時を追うごとに表面酸化して「クラシック」な感じに変化がするのがヨロシイ。nca/A-BagやDry-Bakにも「真鍮製」金具を使っているが、今の時代シンチュウ風メッキやアンティーク仕上げはあっても無垢の真鍮製、これを探すのが意外と大変。北海道North Creek店主にお願いして調達してもらっている。ま~よくぞ探しましたね~(笑)

2014年4月12日土曜日

Rod Tube

nca/ Brass Head & Bottomのアルミケース・・今までお願いしていた「型絞り屋」が廃業。仕方ないので金属加工屋に真鍮丸棒からNC旋盤で切削して作ってもらいコスト増大。現在、ご用意できるのは70mm径と45mm径のみ・・25年位前、RECがバーモント州にあった頃に訪ねた折り「一体、年間どのくらいのロッドチューブを出荷するの?」と質問。答えは軽く「ten-thousand・・」と言う。釣具メーカー数多ある米国のREC一社で1万本!と絶句。当時の米国内フライフィッシング・タックル・マーケットの大きさを垣間見た瞬間。

2014年4月11日金曜日

Hook

Hookといっても鉤じゃなくて「留金」・・nac/ Bamboo Oval Landing Netの尻に付けられる金具。厚み2mm X 幅10mm X長さ40mm 真鍮製。ドリルされた2つの穴は横から真鍮ピンを打って「ハンドグラースプ」に固定する。ncaでとても使い切れず、売るほどあるので販売。@¥300+送料(郵送5個まで92円)ランディング・ネット自作される方に・・コレがあれば工作中に糸鋸やドリルでケガしたり、大変な思いをしなくて済みます・・(笑)

2014年4月10日木曜日

Country Side

「春眠暁を覚えず」どころじゃない。午前3時半に気になっていたロッドのことで目が覚めて、そのまま仕事を・・やっぱり「巻き直し」したほうが早いだろと先程まで巻と塗りの作業。昨日の暖かさと打って変わり、冷たい風と雨。昨日、お客さんがドライフライでヤマメを釣ったと話してた川に行くかなと思っていたけどダメだな。忙しいと別の事をしたくなる悪い癖が出て、余計なことと思いつつ、私物ロッドの整理をしてしまったワ・タ・シ。あ~眠い。

2014年4月9日水曜日

K-Glass

K-Glass 7'6"の2pc.と 4pc.・・4pc.の方はグリップなど「通常完成品仕様」で作る。2pc.は所謂「お任せ」でOKと言うことで、グリップなどを変えてみた。Comfort Gripは「Kameglass」に使うが、削るには変わりないのでコレで・・先端巻き上げもここのところ「お気に入り」なので採用。同じ形ばかり作ると「飽きる」のよね(笑)それにしても握り易いわ・・「カンファート・グリップ」

2014年4月8日火曜日

Heddon

Heddon #35 Rodのレストア・・この時代のロッドのニスは始末が悪い。ヘドン社の正式名称は「James Heddon Sons」1930年~40年(昭和で言えば昭和5年~15年か)に最盛期を迎え、10万本!も作ったと言われる。ロッドの符号がどの様に付けられたか記録が残っている。1924年に発売されたこのグレードのモデルは一種類だけでNo.35と名付けられた。なんとも安直に考えた(考えていない?)モデル名で、当時の販売価格$35から頂いた番号だったとさ(笑)この2年後発売されたモデルNo.20は、言わずもがなの20ドル・・そんな事が書いてある本「Bamboo Rod Restoration Handbook」by Michael Sinclairを読みながら工程と材料調達をゆるりと考えよう・・

2014年4月7日月曜日

Leader Gauge

リーダー・ゲージ。ティペットやリーダーのバットサイズを測るモノ・・必要ないといえばそうだけど、昔は面白がってこんなものまで購入していた。今見ても何となく「カタチ」でしょ(笑)使い方は至って簡単で、リーダーを円と上部の間に入れて止まったところがその糸の太さというだけ。1/1000 inchまで測れると能書きにはあるけど、最初に決まった厚みの金属片で設定しておかなくてはいけない面倒な代物。センターの六角ネジで隙間調整をする。リーダーの太さは市販品使用でアバウトな事と、このゲージの正しい使い方をいま一つ理解していないので「御蔵入り」・・これ使っている人、まだいるのかな?

2014年4月6日日曜日

HEG (continue)

承前・・Blogを書きながら、色々なこと思い出した。Orvis Bambooを初めて手にした時「HEG」ってなんだ?と考えた。(5)と書いてあったし、カタログにも5番ミッジ、一緒に送られてきたCFOⅢリールとWF5Fラインで間違いないだろうと思った。しかし好奇心がムクムクと湧き、本などで調べ理解した。ネット検索なんか考えもつかない時代だったね・・あ、HEG、フライラインの話だった・・
さすがErnest Schwiebert先生。これでこの謎は解けた・・HEGはWeight Forward Taper 5番ラインの昔表示なんだ。
各メーカー独自のレシピで「撚りつけ」をしてフライラインのコアを作るんだな・・こんな事知ってても何の役にも立たない。でも、知りたい調べたい(笑)

2014年4月5日土曜日

HEG

「決してOrvisの回し者じゃありませんから・・」昔のOrvisが好きなだけ(笑)オービスの古いバンブーロッドについて書こうと思ったけど、先ずはライン表示「HEG (5)」を見直してみる。バンブーや古いグラスに表記してあるよねコレ。「Fiberglass Rod」本の巻頭にLeon Chandler先生の文章とリストが。
AFTMA(American Fishing Tackle Manufactures Association)基準で統一される前のシルク糸の太さの指標なんだ。糸の太さには(A) から(I) までのサイズ表示があり、この組み合わせでフライラインの「形状と太さ」が表さられる。ロッドビルディング用の糸も同じ表示がありA、B、Dサイズくらいの範囲で通常使用されている。レオン先生の表を見ると米国のフライラインメーカーが掲載されていて、Cortland、Sunset、Scientificぐらいまでは現存していたり、有名なのでわかると思う。GladdingはかつてE.F.Payne Rod Co.を所有していた会社だ。後の2社、NEWTONとASHWAYは知らんな~。あれ?このリストに「HEG」がない!困ったときのErnest Schwiebert先生の力作、フライフィッシング百科事典もしくは聖書(Bible)とも言える「TROUT」の登場だ・・・(この項、続く)

2014年4月4日金曜日

Old & New

Orvis Fiberglass Rodの新旧・・古いのはFullflex-A。1980年頃に作られたのが最後で、昨年Superfine Glassが発売されるまで30数年間、オービス社でグラスロッドは作られなかったらしい。時代の主流はカーボンでバンブーが「懐古趣味的」に作られていただけで、グラスロッドは完全に過去のモノとなっていった。1980年カタログのページを開くとストロボ撮影されたロッドのキャスティング写真があり、グラスロッドのベンドカーブが示されている。この頃、産報出版の雑誌「フィッシング」でも同じ手法を使い、色々なフライロッド、ルアーロッドのベンドした写真を掲載している記事があったと記憶している。

2014年4月3日木曜日

Restore

1974年のOrvis Bamboo Midge/Nymph をレストア・・一度巻き直しされていて、スレッド色がオリジナルと異なる。スネークガイドも数箇所、潰れているのとグリップがオーナーの手に合わせ削られていたので「フル・レストア」を決断。ガイドを外すと40年の歳月により竹に含浸(impregnated)されたベークライト樹脂が紫外線焼けしていて、巻かれていた糸の下だけが元の竹色。その昔、使用されたガイドはPerfectionなので手持ちを探し出した。いま使っているガイドと形状、フットの長さ、開きが違う。スレッドは昔オービスがバンブーに使っていた糸と同色を巻くことに・・「Re-Born」まで約一週間・・かな?

2014年4月2日水曜日

The Legacy

昨年、あるフライフィッシャーが他界された。彼はグラスロッド好きでncaのお客様でもあった。残されたグラスロッドはOrvis,Fenwick,Carpenterなどがあり、その中に数本、1975年頃のH.L.Leonard Fiberglass Rodが含まれていた。彼は釣友に言伝をし廃棄や散逸を嫌い、長くフライ釣り師に伝わるよう頼んだらしい・・それが縁あって今、わたしの手元に・・釣り、フライフィッシングという趣味を持たない人達に「釣道具」はただのガラクタかも知れない。しかし同じ釣りの趣味を嗜好する我々にとっては一人の釣り人が歩んできた釣り人生の偉大な「遺産」だと思う。知己の訃報に接することが多くなる年代と言えばそうなのだが、こういう事がある度に、Nick Lyons「The Legacy」1974年の文章を思い出す・・大丈夫、あなたの残したロッドをあなたがしたと同じように慈しみ、釣りに連れてゆき、あなたの分まで釣っておくから・・合掌

2014年4月1日火曜日

504 

M沢で見たルアーマンのキャストとリーリング。うまいもんだね~ルアーフィッシングは40数年前にフライ釣りに夢中になってからやってないけど、やってみようかな、と思うほど・・春先、底に付いている鱒族を「誘う」にはスプーン・ルアーが効果的!と、TMが言っていた・・5ft.4pcs.Lure Rod デビュー!