2014年10月31日金曜日

Workbench

朝起きがけに昨夕一回目の塗をしたロッドの塗装確認・・バンブー、グラス、グラファイトのグリップ・シェープが今ひとつ気に入らず(あくまでも個人的見解)#400番のサンドペーパーで微調整。う~ん、ワインディングチェックとグリップ、シャフトの流れを見ながらもう少し削らんとイカンかな?・・気になるんだよな~

2014年10月30日木曜日

Arrangement

「整理整頓」なんて張り紙は無いけど、作業台の左側が荒れ放題だったので片付けた・・グラス、グラファイト、バンブーのブランクをトップ、バットと合わせながら片付けた。あら?塗装済みのバンブーブランクスと巻きかけのロッドが出てきた・・よって、バンブーロッドをお好みで仕立て通常よりお安く販売!
Tonkin Cane スェルバット 663-2pc./ 703-2pc.は塗装済みブランク状態なので受注から約二週間でお好みの「カタチ」にして製作・納品。ストレートバット703-2pc.とスェルバット664-2pc.は半完成しているのでそのまま作業継続してご提供・・いずれも「特価」なので販売価格はメールにてお問い合わせください。アドレスは・・ncaflyfish@Gmail.com までお気軽に・・

2014年10月29日水曜日

Bamboo Rod

Pearl YachtとTsuzumiで巻く・・なに?とお思いでしょうが、どちらも「糸」のメーカー名。KSKパールヨットのシールに「15g 絹100% 1,350m」と記載あり。一方、ツズミは木製太巻きスプールで糸も太く、記載糸量は55g...と言うことは約3.5倍として...4,725m !・・などと考えながら巻き終わり、塗装工程へ・・週末にはできちゃうな~来月行くといっていた、あのAROで使えるよ・・TMくん(笑)

2014年10月28日火曜日

Workbench

"Shor-T-glass"のラインナップは633/603/593でいずれもブランクスはタン・カラー「スピゴット・フェルール」3ピース仕様・・5フィート3ピース、それもK-Glassのバーガンディ・カラーでのご要望があり、ぺグ作りのついでにこちらも製作。
こちらはご注文で「お仕立て」したショーティー・グラス633-3pc・・130mmのグリップ、85mmのリールシート。Hardy Flyweight Reelが大きく見えるでしょ(笑)

2014年10月27日月曜日

Test

昨日午後、「元中学生」のSTと彼の釣友TMがやって来た。以前も書いたけど「元中」は昔やったフライフィッシング・スクールの生徒で、初めて会ったときは15歳...あれから18年を経てオジさんに・・「聞きました?この間、ARO川を渡渉中流されて、ロッドを握っていた手を離しちゃって・・」あらら、ロッドは去年作ったSteffen Brothers 7'6"#2/3の3pc.リールはHardy Marquis、ラインは巻替えたばかりの新品(涙)そんなことで来年用のロッド探しに来たようだ・・ロッドの棚から数本をえらび試し振り。当初、え~短いと言っていた「Shor-T-glass 6'0"」も実際にラインを通し、キャストしてみるとその働きに驚き@@「Kameglass」を振り納得し「Orvis Superfine GRA」を操り驚嘆していた。結果、悩みは益々深まってしまった様だ(笑)その間TMは黙々とキャストを繰り返し「次期戦闘機」を決めた。おい「元中」ロッドは出会いだよ、で・あ・い(爆)

2014年10月26日日曜日

Workbench

SRMG Belmar type frameガイドをグラスロッドにつけてみる・・この変わったブリッジ形状を持つガイドは、ミルドラム社カタログによれば「for spin/cast」と有り、サイズも#8/#10/#12の3種類しかない。「ベルマー型ガイド」カッコイイですよね~シビレちゃいますと言っている群馬・渋川のカーティスクリーク店主が「Reproduct」してカーボロイリング径の大きいサイズも作り販売している。フライロッドのストリッピングガイドにコレを使用するのも「おしゃれ」だ・・Belmarってなんだろう?と思い探したが、出てきたのはニュージャージー州のベルマーという町の名前・・どなたか「ベルマー・タイプ」の由来わかりますか?

2014年10月25日土曜日

Grab

別 にメーカーの肩を持つ訳じゃないけれど「釣行の友」にひとつは持っておきたい手袋・・昔、雨の日にひとりで釣に行って3pc.Bambooの金属ジョイントが抜けなくなった事がある。シャフトも手も濡れているし、何とかトップセクションは抜いたもののミッドとバットが食いつき、どうしても抜けなくて往生した。繋いだままMINIの狭い室内に積んで家まで帰った・・その後、ロッドグリッパーなるものが登場して多少不安は払拭されたけど、ホームセンターでコレを見つけてからは安心倍増。PUコート(ポリウレタン・コーティング)された掌はフェルールの抜き差しに力を発揮する。但し、PU は経年劣化するので新しいほど良い。毎年替えても惜しくない税込価格¥128・・ロッドをもつ場所はオレンジ手袋のところ。ジョイント近くだとまたガイドを潰してしまいますよ、ねっSHさん・・(笑)

2014年10月24日金曜日

Tools

購入して一度は使ってみた釣りの「小道具」・・使用マニュアルも無くしてしまい使い方のわからないものも有る。あれ?どういう手順だったっけ?複雑すぎるのは「現場」では使えないでしょう~(笑)並べてみて気付いたのは「結び」系が多いことだ。それとニードル(針)フライフック・アイの目詰まり、ネイルノットなどに便利だから?・・昔聞いた話では、釣り道具の特許出願率が高いらしい。釣り師が工夫して、おっ、こりゃいい!でパテント申請らしいけど殆どが「PAT. PEND」で申請中。似たようなことを考えつく人が五万といるわけ(爆)・・いまでは使わなくなった小物たちも箱の中で自らの「能力」を競い合っている様だ。

2014年10月23日木曜日

Log Book

米国ニュージャージー州クリントン。田舎町の釣具屋「Oliver's Orvis」店内に平積みされていた「The Fly Fisherman Log Book」ベージュ色のビニールで表装され、心揺さぶるイラストレーションで目を引き「買っていって頂戴・・」と(笑)
中を開ければバインダーに「釣行記録」を記入するページがクリップされている。あ~コレ、釣り人が考えて作ったなと一目瞭然。
記載例の「サンプル釣行記」を見ているだけでも愉しい。あの川、あの場所、あの魚、と彷徨う「釣師の記憶」・・サイズは130mmX230mmX30mm。使わずに仕舞っておいたモノが30数年前の「記憶」を呼び起こしてくれた。

2014年10月22日水曜日

Catalog

乱雑に積まれていたT&T Catalogを年代別に整理してみた・・グリップや巻き方のお手本として重宝している「紙媒体」はネット社会のなかで埋没しがちだけど、ワタシにとってはこちらのほうが有難い。米国のある会社では卸価格表(wholesale prices List)をCDロムで送ってくれるけど味気なく、かつ面倒だ・・T&Tのカタログも1976年版から、新しくても1998年版までしかないのだが、このカタログだけで何となく米国釣具業界の浮沈まで垣間見れるのは興味深い。経営や職人が変わるとこうも変わるのか、という年度もあるからね・・80年代初頭はfaxでオーダーシートを送り、為替を書留で郵送して個人輸入してたよな~

2014年10月21日火曜日

handgrasp

"Ruberized Ring"...コルク片とゴムを混ぜ合わせた「合成コルク」・・この頃、グリップに一部使用しているロッドを見ることが多い。nca ではグリップエンドやシートエンドにアクセントとしてしか使わない。何故か?コルクと合成コルクの硬さに差があるからだ。コルクはその握り心地からフライロッドなどに欠かせない素材だと思う。昔、生産性や経済性の良さからフライロッドにもEVAグリップが多用された時期があったが、長続きはしなかった。掌は敏感にも「心地よさ」を知るだけに、ハンドグラースプはコルク素材でなくてはいけない(笑)

2014年10月20日月曜日

Builder's Proof

La Loue Blanksを使いリッツ型グリップではない「カタチ」を模索中・・グリップエンドとシートキャップのエンドに「ラバーコルク」を加工して使ってみた。シガーグリップ先端は急勾配の巻き上げ。黒ガイドを黒糸で巻き、白糸のふちどり・・まぁ、どのカタチでもお客様のお好み次第で「お仕立て」なんだけど(笑)

2014年10月19日日曜日

Countdown

nca/LaLoue Rods に使用している金具三点、スライドバンド・ポケットエンドそしてワインディング・チェックが数える程に・・では、新たに発注と行けば良いのだが、この金具を作ってくれていた工場が仕事をやめてしまい製造不能。よってLaLoue仕様は残すところ8本しか対応できない・・このロッド、愛好される方が多く禁漁期に入っても5本のご注文を頂いた・・幸いブランクのストックはまだあるので「別のカタチ」で再び登場させようと思っている・・8034と8645 2pc. Rods

2014年10月18日土曜日

Scales

「Shor-T-Glassのロッド単体重量は?」と聞かれたので「秤」を持ち出し、計測・・重量は60グラム前後でした・・そりゃそうだよね6フィート3インチの3ピース、重さはこんなもの。大体がロッド重量なんて気にしていなかったし(気にならない重さ)言われてみて「へ~そうなんだ」と気付いたくらい・・秤の右下に写っているのもscales(ハカリ)英国製のバネ秤で小さいのはリトル・サーモンと印字された3Kgまでのグラム表示。大きいのはポンド表示で30 lb.(13.6Kg)まで計れるサーモン用。まず使うこともない代物で、これ自体が重く249グラムもある(笑)

2014年10月17日金曜日

Workbench

15日午前中にお客様よりブランクが送られてきて、その日のうちにトンプソン型コルクグリップ、リールシートを作り組立、ガイドを巻き、一回目の塗りをして、夜遅くに二回目を塗る。16日に早起きして塗装状態の確認をして仕上げのエポキシ塗料を塗る・・今朝17日、気になっていた「硬化」を確認。お~出来てる。記録的スピード・・「19日必着で・・それよりも前でも~」と言われたんじゃやるしかない(笑)本日発送いたします・・いまどきお急ぎ?管理釣り場ですかね~

2014年10月16日木曜日

Mildrum

nca Fiberglass Rod は Mildrum社の古いカーボロイ・ガイドを使うことが多い・・自分のロッドには、このガイドしかストリッピング・ガイドとして認めない!と言い切る人もいる(笑)SICリング・ガイドと比べて、とてもクラシカルな風合いを持つガイドは「Mildarbide Carboloy Guides」が正式名称で、カーボロイ・リングはあのGE社(General Electrics)が開発した、とカタログに解説されている。
ncaで在庫し、使っているのは旧ミルドラム社製。現在はREC社が一部再生産しているが「どこか違う・・」ストック無くなったらどうしようー(笑)

2014年10月15日水曜日

Typhoon

台風19号が吹き荒れた昨日の午前中、ガサン!ゴソン!!と音がしていろいろなものが飛ばされた・・その中の一つに20年前、岩手に移り住んだ時に作った初代・看板があった。あら、こんなところに・・外看板として長年、風雪に耐え色も変わったけど「いい味」になったね~19日必着で作らなくてはいけないフライロッドが2本、22日には発送しなくてはならないフライロッドもある。nca rods 愛好者の道を歩む(爆)TTさんから「もう禁漁になりましたので、仕上げは超特急ではなくて各駅停車ぐらいで大丈夫です」とご注文の"Shor-T-glass 633".言われたときは「ふふ、リニアでいくか・・」と考えてグリップ・シートまで作っていたけど、この「発注台風」ではどう頑 張っても「準急」くらいになりそう(笑)

2014年10月14日火曜日

Shoestring

スポーツ用品店で買って置いた予備の靴ひもを、切れそうな紐と交換した。2シーズンくらい履いたかな?オリジナルは丸ひもで足の癖かいつも同じ場所が擦れ、切れそうになる。一度、釣りの最中、岩を登るときにブチッ!キレた箇所を川辺で結び直してなんとか脱出・・以来バックアップを持ち歩くことを習慣づけた・・新しい紐はブーツ用、ヒモ穴数9~10個で長さ180cm。なんと298円也!平紐なので締まりも良い。また「バックアップ」を買って置かなくっちゃ(笑)

2014年10月13日月曜日

Priest

「上海W」の異名を持つWSがまた手に入れたHLL製品。それも真鍮製のヘッドに H.L.Leonardと刻印された「プリースト」・・大体、釣具屋のオヤジもHLLマークが付いていれば「あ~これはシャンハイさん行きだな・・」と思っているフシがある(笑)ロッドから小物から何から、HLL大好きな彼が見逃すはずもなく、手に収まる・・画像のカタログ裏表紙(米国ではこういうカタログに切手を貼ってそのまま包装もせず送って来るね)にある消印からそれ程古くは無く1985年製とわかったそうだ・・それでも30年近く「昔」よく新品同様で手に入るよな~(笑)
全日空(今はANAか)機内誌「翼の王国」1993年に寄稿したプリーストの記事。拙ブログでも書いたと思い、過去ログ探したけど見つからない・・こちらはHardy製プリースト。WSが「へ~ハーディの・・そんなもの持っている人は変な人だと思います!」・・なにっ!あなたに言われたくない(爆)

2014年10月12日日曜日

Workbench

「いまやってます・・」蕎麦屋の出前のようなフレーズだな・・残り1/3までたどり着いた。シーズンオフだけど販売先が決まっているので「着々と」製作中。
オリジナル・ロッドに付けられるロゴ・デカールがブランクスと共に「これ貼ってね・・」と送られてくるけど、せっかく1970年代風に作るロッド・・
そのままじゃ面白くないのでnca製には昔の名前で・・Orvis Rods

2014年10月11日土曜日

Wallet

リーダーやラインヘッドを持ち歩くのに使われる「ウォリット」・・フィッシングベストに入れるには大きすぎるものが多い。素材は昔ながらの「革製」が多いけど、コーデュラナイロン製のものやビニール製のモノもある。今や「え~そんなもんいらんよー、吊し販売のリーダー袋から出して・・」という方が大多数かと・・いやいや、Walletからおもむろにリーダーを取り出し、巻を解き、クセを直し、ラインに接続するのも「儀式」ですぞ(笑)
William Miills & Sonのモノはバネ仕掛けの開閉だったんだろうね・・

2014年10月10日金曜日

Lemonade

左から二番目、黄色いロッドが「レモネード・ロッド」(笑)・・林道を歩いているうちにトップセクションを紛失したので新たに穂先を製作のご依頼。グリップスタイルはSCOTT風にした「スットコ」ロッド。WS にしては珍しいチョイスだと思っていた。案の定「小ぶりのグリップに・・」何度かメールのやり取りをしていたら、海外出張だったようで「いまパリの空港でトランジット。これからドイツに向かいます・・グリップはW.E.Carpenter風で・・」あはは・・やっぱりね。いつもの「好み」にと指示が・・インターネットは凄いね~フランスからグリップ形状の発注(笑)
では、いつもの「カタチ」に戻しました・・"Lemonade Rod 693-5pc."

2014年10月9日木曜日

Tricolore

このトリコロール・カラーのラッピングがついたロッドを見れば「あ~あそこ、P社の竿ね・・」と思ってしまう。まして、グリップのカタチがシャルル・リッツ先生好み、グラファイトとくれば「La Loue」しかない。フランス風にTRICOLORE....英語でもTRI(三の意)COLOR(色)だね。Wikipediaで調べたら、なるほどザ・ワールド(古っ!)糸3色の組み合わせでイタリア風、ベルギー風など、縦三色に配置されていれば製作可能(笑)・・日の丸?白地に赤丸を書き込むしかないな~ココはやっぱり「おフランスざんしょ、シェ~~!」

2014年10月8日水曜日

Workbench

渓流シーズンが終わり「ガイド修理」や「グリップ交換」のロッドが里帰り・・新規製作では7フィート以下のショート・ロッドをご所望の方が増えてきた「来シーズンのトレンドはショートロッド!」なんて言っているのは ncaだけか?(笑)・・流行など無縁と思われるFlyFishingだけど、あるんだな~これが。ぐるりと廻る大歯車のように、ジワリ、ゆっくりとやって来る・・

2014年10月7日火曜日

Peg

スピゴット・フェルールの「♂」側をペグ(PEG)と呼んでいる。杭とか栓とか、まさにそのまま・・グラス棒を削り、調整して接着する。この削り作業が、かなり「微妙」で息が抜けない。早起きして朝の静けさの中で(ま、そんなカッコイイもんじゃないけど)一時間かけて終了・・和歌山のH製作所で作ってもらった太さが5種類のグラス棒・・nca rods には「日本の技術」が生き続けている・・

2014年10月6日月曜日

Bellinger

数多くの種類がある"Bellinger Reel Seats" の中からncaが選んだのは"the Golden Era ofBamboo-Reproduction Reel Seats"(バンブーロッド黄金期に使われていたリールシートの再現) Payne-style Cap & Ring・・細かく入れられたローレットや高品質なニッケル材から加工された美しさ、Walnut(胡桃)のウッドスペーサはライトライン・ロッドに「カタチ」を与えてくれる・・オーダーしてからBellinger社で製作されるモノなのでストックがない場合は若干時間が・・長く付き合いたいロッドに装着するにはその「待ち時間」すら愛しい・・

2014年10月5日日曜日

Builder's Proof

Orvis Superfine touch blank を使用した7'6" #3wt. 4pc.ロッド・・通常7'6"だとデュアルリング(R&R)のリールシートを使うのだが、1970年代にそのモデルがあった「ダウンロック・スクリュー・シート」でウッドスペーサー(チーク材)を装着してみた。ブランクシャフトは2013年に登場の最新技術4本継ぎ、米国バーモント州マンチェスターのオービス本社工場で作られた・・オービス・ロッドはこうあって欲しいという願いを込めてncaがロッドに仕立てたモノを一本だけ販売。価格は¥55,000(税込・送料別途)布袋・ncaブラスヘッドアルミケースが付帯。お問い合わせ等は ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ・・

2014年10月4日土曜日

Bookshelf

なぎら健壱「町の忘れもの」ちくま新書・2012年初版・・昔の東京が展開する。東京が変貌したのは昭和39年(1964年)「東京オリンピック」の前後だと思う(いまはもっとだけどね)それまで町には戦災に遭わなかった建物がまだまだ存在していた。著者とほぼ同時代に東京で少年期を過ごしたので、書いてあることが全部わかっちゃう。そうだ、そうそうと思い出しながら本のページをめくると子供の頃の情景が蘇る(笑)防火用水のくだりでは、コンクリート製のヘチ(5センチ幅くらい)に乗るバランス遊びで落下し、半ズボンから出た足をズルッと怪我をしたことまで思い出しちゃった。「防」「火」「用」「水」と漢字で書かれ、正面に埋め込また白いタイルに自分の血飛沫がしばらく残っていたな・・昔の東京の記憶を追った、なぎら本とバーボンウィスキー「ANCIENT」(昔の意あり)は「コースケ」からのいただき物・・狙った?(笑)

2014年10月3日金曜日

Vises

44年前、初めて購入したタイイング・バイスはインド製・サンライズ、Thompson A-Viseのコピー商品だ。安かったからね・・その後、トンプソンAバイスを手に入れ「本物はジョーの締りが違うな~」と感心。GRIFFIN、Renzetti、Priceなど渡り歩き(笑)友人をフライの世界に引きずり込むためあげたりして、いま残っているのはこれだけ。ここ24年来、DYNA-KING " Professional"を愛用している。ダイナキングを選んだ理由の一つに、この広告写真がある「ソルトウォーター用ステンレスフックを挟んで、滑らずに曲げちゃうんだ!」これにはビックリ・・
早速、ABBY PRECISION MFG.のRon Abbyに連絡を取り、輸入・販売・・大きなダンボールの荷はペディスタルベースの重みでやたらと重かったことを思い出す。小さな毛鉤用に安価な機種も輸入したっけ・・当時は今のようにインターネットも発達しておらず、ファックスのやり取りと銀行から為替送金。懐かしいね~
アルとエリック・プライスの二人が設計した無骨な作りの「プライス・バイス」・・#28ミッジフックから3/0の大型までジョー先端部の交換なしに確実に咥える事ができる・・「フライフィッシング教書」芦澤一洋・1983年、山と渓谷社刊 に詳しい。芦澤大兄もこのバイスの愛用者だった・・

2014年10月2日木曜日

Shor-T-glass

ショー・ティ・グラスロッド....日本風の尺度で言えば「一間」「六尺」「180センチメートル」前後。nca/Shor-T-glassは5'9"と6'3"の3ピース3番。この仕様のロッド重量は51g。短い分、取り回 しもよく、まさに「小太刀」・・ちょっとしたコツ(リーダーは竿の長さの1.5倍までを使い、押し出す様なキャスティングをする等)さえ体得すれば手離せなくなること請け合い...¥45,000(布袋付き、税別)...7フィート以上のロッドがやたら長く感じてしまうのが、欠点と言えば欠点(笑)

2014年10月1日水曜日

Last Day

あ~終わっちゃいましたね。最終日は「イワナ・デー」このサイズにたくさん遊んでもらいました・・土日にかなりやられたらしく、昼間のヤマメはチビばかり登場。天気は良いけど風が強くキャストも大変だ。そんな中、出てくれたのは「秋色ヤマメ」・・プリッとした魚体は良く引き、Shor-T-glass 6ft.Rodをのし、楽しませてくれた。再見!来シーズンまで6ヶ月、心穏かにロッド作りを励みます(笑)