2015年2月28日土曜日

ACG

今や主流のSIC【Silicon Carbide、炭素(C)とケイ素(Si)化合物】リング・ガイドが出現する前は「セラミック・リング」Ceramic 陶製のリング・ガイドが普通に使われていたのに(その前は金属)クラシックの部類(苦笑)・・フライロッドの場合Stripping Guideに、グラスロッド・フリークが好んで使うだけかも知れない。旧 Perfection Tip Companyの「A C G」がお勧め(まあ、他に考えられないけど・笑)nca でストックしていたサイズ#8~#12 も少なくなってきた・・
ガイドサイズは何を基準に表示されるのか?...リング径じゃなく、実測してみるとフレーム内径なんだ。例えばこのACG、サイズ#8のセラミック・リング内径は4mm しかない。#10で5.5mm、#12で7mm 。リングをフレームに留めるための緩衝材(プラスチックだと思われる)がかなりの比率でのさばっている(笑)・・優美なフレーム・フォルムを持つ「ACG」はグラスロッドによく似合う...

2015年2月27日金曜日

A-corn (2)

昨日のブログに匿名さんから投稿があったのに反応して(笑)・・確かにUp-Locking、Cap& Ring、Pocket & Slid bandの「ペイン・ロッド」は見かけるけど、ダウンロックものはカタログやオークション・カタログでしか見ませんな~製作数が少なかったことと思うけど、好まれなかったのかも知れんね。昔のオークションカタログにも「Scarce "Acorn" Butt Cap」と書いてありその後、写真も見かけない(勿論、現物は見たことなし)・・いま探しても鮮明な写真はGLADDING社傘下時代の「PAYNE Catalog」1975年掲載写真かも知れない。
コチラはHLLロッドに装着されている「A-corn Cap」...転がっているのは「nca A-corn Butt Cap」お好みであなたのロッドに使えます(笑)

2015年2月26日木曜日

A-corn

PAYNE Rodの資料を見ていると珍しいのはScrew Down Lock with Stylish "Acorn"butt capとある...Steffen Fiberglass Rodをご注文いただいたお客様のリスエストにおこたえして・・ペイン社がグラスロッドを出していたら、こんな風?という感じに仕上げたい(笑)・・ここで使ったリールシート金具はStruble社D-1、ウッドインサートはチーク材、バットキャップはA-cornで決まりだ・・さて、ガイドを巻き止めるスレッド色はどうしようかな~と悩むもたのし「ペインふう」

2015年2月25日水曜日

Wood Insert

スピニング・ロッド用の「ウッド・スペーサー」の塗装を...ncaで持っているのは、岩手・和賀地方の「白栃」から削り出したもので、肌白くきめ細かい(笑)このまま塗装をすすると白っぽい「ただの木」なので着色剤により処理をする。すると、あ~ら不思議!木肌の「縞々」が見事に出現する。メープル、チーク、ウォルナット色の三色で可能。表面塗装は3X7=21日間(usoです...)ま、表面塗装皮膜が納得できるまで塗り重ね、完成し金具を装着。この「ファーガソンタイプ」金具は2 Handed RodにもSpin/Casting Rodにも使用している・・

2015年2月24日火曜日

Joker

懲りもせず今日も「へっぽこ先生」のブログをご覧いただきありがとうございます(笑)・・「スカ」です「ババ引き当てました」...都合により「本日休業」です。    【川上澄生「西洋骨牌(とらむぷ)」版画のジョーカーより】

2015年2月23日月曜日

Last Stock in NCA

このタイトルを書きながら思い出した。「仏国」繋がりだけで何の関係無いんだけどね(笑)...1972年(昭和47年イタリア映画)..マーロン・ブランド、マリア・シュナイダー主演の「Last Tango in Paris」この映画、当時としては過激な性描写で裁判までなったっけ・・こちら「金具」の話。「PezonLaLoue」ふうに作るシートと段々チェックがラスト4のお知らせ。根強い人気の「ペゾンふう」もこの金具が無くなれば終了...国内の加工屋さんが廃業して作れないんですよ~ここ数年来、国内釣具業界では「廃業」が続いている・・この先どうなる?♪コマッチャウナー(苦笑)お好きな方はお早めに・・LaLoue 8034-2pc./8645-2pc. Rod

2015年2月22日日曜日

Control

「the Bass Professor」と呼ばれるDoug Hannon氏が開発した「Microwave」ガイド・・その釣りをやらないので良く分からんのだが多少の知識位はある(笑)スピニングリールは構造上、ラインが投射方向と垂直状態に巻かれ、ルアーなどを投げた段階でリールスプールからスパイラルに糸が放出される。この糸が最初のガイドに当たり投射物のスピードが減速された結果、遠投できない。因って最初のガイドは概ね大口径であるべし。と聞いたことがある・・その理論を更に進めたのがコレだそうだ。大きいSICリングに糸が当たり、直ぐに小口径SICを通過させることで「直線」の投射が出来るということ・・カタログには写真入りで効能書きがあり「ふ~ん、そういうことね...」となる。釣り人は手を変え品を変え「釣りの為」にいろいろな事考えますなー(爆)

2015年2月21日土曜日

Progress

Progress(進行とか・・)..."Pezon Colorado Replica"も漸く全貌が見えてきた(笑)税関開梱→ガイド紛失→AUSから再送→航空郵便の遅配→到着..の流れの間に「できるとこ」は出来ていたロッドにガイド部を取り付けた。「ガイド部」の塗装工程を粛々と進め、予定通り2月末の出荷が出来る...と思う。

2015年2月20日金曜日

Workbench

この作業台の長さは2m70cmである。通常、2pc./3pc./4pc.のロッドの組立・塗装にはなんの不自由もないのだが、今回のスピンロッドはワンピース、それも7ft.1pc.・・7フィート=84インチ=2メートル10センチ。継ぎのあるフライロッドだと7フィートという長さはたいして長く感じないが、作業台を殆ど占拠するワンピースロッドは長い!Too Longである。Nat King Coleの歌♪「TOO YOUNG」を聴きながら作業するか~「♪they try to tell us we're too LONG!」(笑)

2015年2月19日木曜日

Extension

"Pezon Colorado" replica はone-halfなので穂先とバット部の帳尻を合わせるため、長さ15-1/8'インチ(38.4mm)の六角バンブーで作られた「エクステンション」(伸長)が付属する。これはフェルール・プラグも兼ねていて、竹を丸軸にし先端部にラバー合成コルクを接着してフェルール内径に合わせる様にしてある・・バックアップの「Old Perfection guide」が来るまで、手をかけられるところは進めていた。航空郵便でパーツが到着したので急ぎ製作に入り、3月上旬にはオーストラリアの依頼主、Sean McSharryの手元に...
オリジナルのグリップ、リッツ型が嫌いなSeanが選んだのはREC社 1982年製 リールシートにペインふうハーフウエルズ。勿論、ペゾンと言えば三色旗、フレンチ・トリコロールも配し、HLL+PAYNE+PEZONという感じだ~(笑)

2015年2月18日水曜日

Culm

承前...探したら出て来たのがこちらのブランク。フライ用が沢山あったと思っていたが、小継ぎ竿の一本だけだった。後の2ピースはルアー竿・・葦や竹など、Culm「稈」カルムとも呼ばれる自然素材「矢竹」で「和竿師」にルアー・フライ用を作っていただいた...もう20年以上前の話。廃業した「喜楽釣具」から製品として販売された「カルム・フライロッド3pc.」もこの和竿師一連のシリーズだ・・40本も作っただろうか?フィニッシュはnca で担当させていただいた。残念ながら3ピース和竿ブランクは手元にないが、一本ごとに性格の違う個性的なロッドだったと記憶している・・あ~暖かくなったら、倉庫片付けなくっちゃなぁ~

2015年2月17日火曜日

Journal

AUSのAdrian Maroyaから再び航空郵便..."the Journal of New South Wales Rod Fisher's Society"(以下NSWRF)2014-2015という52ページにわたる小冊子。AdrianはNSWRFのメンバーで、この「ジャーナル」の編集者でもある。1904年創立だから111年前、日本で言えば明治37年(奇しくも31年前に帰天した父が生まれた年でもある)... 内容も豊富で昔語りの「On Trout Fishing in Kashmir」(インド・カシミール地方の鱒釣り)Sir Arthur Tangなどは「イギリス人の歩いた跡には鱒がいる」を如実に物語っていて歴史を感じる・・"Cane Corner"ではAUSのバンブーロッドビルダーNick Taranskyを取り上げ日本の「矢竹」フライロッドが紹介され興味深い。こんな記述も「...Another Japanese maker's more American-style cane rod was finished amazing standard. Nick appriciates the incredibly long apprenticeships in Japan...」
倉庫に25年前「江戸和竿の老師」が頭をひねり、その老練の「技」をもって作ってくれた和竿フライ用ブランクが数本あった筈、早速探してみようかな(笑)

2015年2月16日月曜日

Preserver

Preserve...保存するとか・・ロッドビルディングでは「プリザーバー」と言えば糸の「色止め」に使うColor Preserver のこと。30年くらいまえに水溶性のビニルエマルジョン系のモノが出現したが、nca は相変わらず揮発性溶剤型を使う(水溶性で失敗したことがあっただけ・・苦笑)・・「えーあれ上手くいかなくて・・」とお悩みのアナタへ(笑)コツは薄く塗り、乾かしまた塗る繰り返し(4回くらい)完全乾燥後「ある処理」をしてからエポキシ塗装作業へ・・

2015年2月15日日曜日

Solid Glass

Solid..中空でない..キャスティングロッド・・ガイドは全てカーボロイ、バットフェルールはチャンピオンサイズ。巻糸は二色縞々での「バスロッド」こんなこともやっている。以前、地元漁協のおじさんに「鮎竿も作れるか?」と聞かれた「ダメだよー、ガイドついてないし・・」と答えておいた(笑)そう、ガイド付きならばバス、トラウト・ルアーロッド、フライロッドと作る。あ、変わったところではメバル竿もやったことがあるね。船竿はガイドが多すぎて閉口したけど(苦笑)・・

2015年2月14日土曜日

for Sale

昨年12月にショート・グラスで4ピースは珍しいと思い米国から取り寄せたブランク...6'7" #3 4pc. Fiberglass Rodを作ってみた。ブラックガイドを黒スレッド/ホワイトでフチ取り。シートはブライヤーウッドにシャンペンゴールド・アルミ金具。フェルールはフェラライトなのだがメス側にフェルールクラスプをつけた。あとはネームをオレンジ色で記入して、金具を付ければ完成・・この記念すべき第一号(笑)を一本のみ「特価」にて販売いたします(布袋・アルミケースつき)お問い合わせはncaflyfish@Gmail.com までメールをください・・        【売却済です・・ありがとうございました】

AirMail

"the Southern Cross"南十字星の見える国から航空郵便が届いた。1月18日のブログに書いた水没「Rimu」の木片だ・・Adrianから「送ったからね・・」とメールを貰ってから長い時間が掛かった(ロッドは4日間で行っちゃうのにね)・・以前のブログを見られて連絡を頂いた方、数名「アレでシート作って欲しいー」と・・ダメ!「非売品」...Adrianは「あなたの特別なロッドに使って欲しい・・」と言っている。しかし、この木片を見ているだけで情景や歴史といった数々のことが想像出来て楽しい。だから使わないで飾っておく、と思う(笑)...thanks!

2015年2月13日金曜日

Steffen

「パンプキングリップにリング&リングシート。巻はゴールドの色止めで・・」のご注文...Gudebro社のナイロン#340ゴールドは「ゴールド」とは言っても「きんきらきん」ではなくカラープリザーバー処理をすることにより、良い感じに落ち着く「キン」・・もうひとかたもこの「ゴールド色止め」...一緒にやるか~ステファンの栗色ブランクに対し、さり気なく存在を主張するラッピング・スレッド色(笑)・・

2015年2月12日木曜日

Stripping

「グラスロッドに似合うストリッピングガイドってなんですかね?・・」と聞かれた...う~ん、ncaがお薦めするのはクラシックなモノばかり(笑)このロッドに装着されたのはPerfection Tip CompanyのACG。クロームフレームにセラミック・リング。ライトラインロッドだったら充分だと思いますが・・どうも「現代的」なのはね。この他によく使われるのはMildrum CarboloyやHopkins....

2015年2月11日水曜日

Stealth

文字だらけの「GLASTECH」カタログのなかでFranke先生はグラスロッドと製作に対する「想いの全て」を熱く語っているのだが(当時のと言ったほうが良いかも)え~ここまで「断言」していいのか?という表現もあったり(苦笑)・・Stealth/ステルス(秘密にとかひそかに、の意)の文字からは偵察戦闘機が一番はじめに連想されるが、グラステックに倣い同色系でフェルール下に文字を書き入れる。一回目は色が濃すぎてエポキシを塗ったら見えなくなり「失敗!」二度目には白を混ぜ合わせてみた・・これを塗装すれば「ステルス文字」となり、所有者だけが「ヒ・ソ・カ」に見ることの出来る記入に変わる(笑)

2015年2月10日火曜日

Quad

Quad...Quadrate...FourSide・・四角いバンブーロッド。昨年から登場した3pc.シリーズ。なかでも一番人気は7'3" #3 3pc. 「全体の重量でラインが生きているように操作出来る・・」(とは言っても乾燥重量76g...笑)とご評価をいただいている。3ピースにしたこの長さが功を奏していると思われる。ロッド外観デザインはMX(Mexico在住)のKFさんご希望の「ペア・ブランディンふう」・・太平洋を越えたメールのやりとりでこの「カタチ」となった・・
彼が選んだ瑪瑙ガイドは40年くらい前のものでメーカー名は不明のままncaが在庫していた。オレンジラップに穴あきオレンジ・ドロップ(笑)agate(瑪瑙)をチョイスされ、フレームを「黒染」・・ガイドとtiptopはSnake Brand Black Nickel・・派手そうに見えるけど「シャレた」仕上がりになるだろう・・Gracias de Japon !

2015年2月9日月曜日

Workbench

いま手をつけている"Pezon Colorado"グリップ周りに問題が...フェルール先端のBrim部分の(飾りひさし。Claspとも言うか)外径が8.18mmあるのに対しグリップ先端部の外径は7.69mm!8ミリ径のワインディングを下から入れれば良いか?と思いやってみると0.31mmというほんの少しの差で「カパカパ」な感じ・・これではとても気に入らないので、竿尻方向から7.7mmに内径加工したチェックをまず入れて、グリップを挿入する。あ~っ!フェルール部分までチェックが動く...ペゾン・コロラドのバット部はストレートテーパーなんだ~以前、フェルール頭が大きいロッドにこの方法をとった事もあり、経験が生きる(笑)
仮組みすると、チェック+グリップ+リールシートは上手く収まり、こんな塩梅になる。接着乾燥後、グリップ先端部を加工することに・・

2015年2月8日日曜日

Pezon et Michel

「ペゾン・オリジナル・ロッド画像」のエスプリに富んだ書体を息を止め、真似て書き込む...Pが逆に書かれていたりする特徴ある筆跡は意外と真似易いかも。注文主はオーストラリアのSean McSharry...「ブランク持っているんだけどロッドビルディングを・・」Adrian Maroyaの友達で、nca製作のロッドをみて製作を依頼された。ブランクは米国のChris Bogard(Shenandoah Rodsというバンブー製作者)が作った"Colorado type Pate" 7'7"#5-6 レプリカ ...リッツ型グリップが嫌いで、PAYNEタイプにダウンロック・スクリューにしたいとのこと。同送されてきたシートは1982年製RECもの!・・世界中に「好き者」はいる(笑)巻はLt.Green/Red tipping、お決まりのフランス国旗トリコロール(笑)ガイドはPerfection Snake Bronze を送ったというのだが「無い!」税関での検査開梱で紛失したらしい。そういえばガムテープ剥がれていたし・・塗装中に緊急再送

2015年2月7日土曜日

Steffen

このブランクの色をなんと呼ぶか...GLASTECH 時代のFrankeはカタログで「Dark Slate Green」と説明している。Steffen Brothers Fly Rod Co.とのつながりも深かったGLASTECHだがグラスロッドから離れて久しい(この両者に何があったかは知らない・・)Dennis Franke先生はいま米国Wisconsin州でライトライン・グラファイトを作っている現役・・・こんな記事もネット検索で拾える【Double Trivia】 When Dennis Franke of Glastech fly rods was building glass he contracted Mark to roll the blanks for him. Why is the company named Steffen Brothers when we only hear about Mark? Brother Tim, is Mark's quiet partner. Tim helps when he's not working his day job as a firefighter/paramedic. ・・昨年、Markが釣り旅に行っているとき、Timとメールのやり取りをしたことを思い出した・・さて本題「ダーク・スレート・グリーン」ブランクで何をするかって?決まってますよね「GLASTECKふう」ロッドを作るわけですよ(笑)残念なことに一本だけ!(日本国内で入手出来るのは最後..だと思う)現在Steffenで製造しているS-GlassはChestnut(栗色)だし・・これが「欲しい!」かたは ncaflyfish@Gmail.com までご連絡いただければ価格、仕様詳細をお答え致します。ほんとにLast Oneだから(笑)      【売却済です・・ありがとうございました】

2015年2月6日金曜日

FlyRod & Reel

FlyRod & Reel 1997 9月号に「Small Rod makers」の記事があり、GLASTECH/ Dennis FrankeやSteffen Brothersが載っているとネット検索で調べてしまった。あ~確か読んだことがあったなーと思い本棚から1997年の雑誌を探し出してみる。アレ?8月、9月、10月号が無い!むむ・・其処ら中ひっくり返しが出てこない。きっと読んでどこかに放り出したまま紛失したのだろう。18年前だもんなー。無いとなると無性に読み返したい(苦笑)・・大事に取っておくべきものはキチンとしておかないとな~と反省... www.flyrodreel.com/magazine/1997/.../small-rod-makers - Topics: "Small rod makers: Green River Rods (Robert Gorman), C.F. Burkheimer Rods (Kerry Burkheimer), Steffen Bros. Fly Rod Co. (Mark Steffen), Glastech Rods (Dennis Franke)" Dealer/Manufacturer(s): ちなみにこの表紙のお姉さんが持っているのはFenwick のグラスロッドじゃないか!リールはHardy Viscount 140だから7番くらいかな?ステファン・Sグラスからグラステックに繋がり、良性の「ファイバーグラス」症候群が進行しているわたしである・・

2015年2月5日木曜日

Steffen

古いコピーがGLASTECHのカタログと共にファイルされている。"Wisconsin State Journal/OUTDOORS"の取材を受けているのは「GLASTECH」のDennis Franke...先生、時代が早すぎましたね。今こそグラステック・ロッドが存在し製作していれば、多くのフライフィッシャーが挙って手にしていたことでしょう・・画像はSteffen Brothers S-Glass 7'6"#2-3 4pc.をお客様のご希望で「グラステックふう」に作ったモノ。とても簡素だけど妙に存在感のあるロッドになった・・

2015年2月4日水曜日

Parts

いろいろなお好みを「カタチ」にするのがnca...「グラステックふう」「パンプキン型」「オービスふう」「リッツ160mm」「ペインふう」など依頼者の個性も見えてくる。使うパーツも異なり、送られてきたメールからプリントアウトしたメモを見ながら間違えないように作業を進める・・
コチラは「糸の巻幅を小さく・・」ということで、ガイドフットをカット。台紙にサイズを書き、寸法をきめた後で削りの作業へ・・
REC社MGMD(ダウンロック・スライドバンド)の滑らかなフォルムにREC/LCRNのリングをあわせて、一線を画す別物に...ニッケルR&Rを黒染するとクロスに刻まれたローレットの美しさも際立つ。
日々「ロッドパーツ」と格闘しているうちに、岩手渓流解禁まで24日=576時間=34,560分=2,073,600秒となる・・明日からの勘定だけどね(笑)

2015年2月3日火曜日

Steffen

"Steffen Brothers Fly Rod Co."が正式名称。所在地は米国アリゾナ州フラグスタッフ・・7'3" #2-3 3pc.があと少しで完成するのでお披露目(笑)発注主の「八戸の旦那」は過去2本の「ステファン」をncaでお作りになっている「良いんですよね~あのヌタ~ッとラインを運ぶグラスの感覚が・・」とおっしゃって3本目のライトライン・・完成しても送らないで月末に「手渡し配達」をすることに。新花巻から青森県八戸まで新幹線で40分(乗り継ぎが悪いので1時間ちょっとかかる)夜は「解禁前夜祭@八戸」の予定...

2015年2月2日月曜日

brotherhood

オーストラリアのMr.Adrian Maroyaに送った”T&T Classic 664”と同仕様の7ft.#3-4 Classic...AUSロッドと同時期に進行していたけど、ちょいと遅れて完成した「兄弟竿」...ん、そんな演歌があったっな~あ、鳥羽一郎「兄弟船」♪波の間に間に~(爆)・・ブランクは昨年に販売した"Special Trouter Bamboo"で使ったモノ。「ncaブログを見てて、あれと同じで・・」とご発注。昨日、送りました~

2015年2月1日日曜日

Steffen

Steffen Fiberglass 4pc.で作るDennis Franke先生の「GLASTECH」ふう・・グリップ145mm、シートは75mmとご指定の長さで。使用されるリールはCFO123らしい(画像のCFOはⅡ)ガイドはハードクロームとMildrun SRMC-#8、シート金具はREC社のP&R...他、巻き方のご指定もある。あなたも好きね~(笑)