2015年5月31日日曜日

Fly Tying

川辺を走っていたら飛び込み乗車してきた(撮影できたのはこの一瞬一カット・苦笑)シロハラコカゲロウ Baetis thermicus(Ueno)日本中に最も普通に多数生息しているコカゲロウの代表的存在。3月から12月まで羽化があり、3月末~4月上旬と9月に羽化のピークがある(出典:水生昆虫ファイルⅠ・刈 田 敏/著 2002年つり人社刊).....スピナーだと思われる。翅がとてもきれいだ~
早速巻いてみた...ウイング材選びに悩んだが、繊細な感じを出すためヘン・ハックルティップを2枚背中合わせで使い、ソラックス部にハックリングし逆Vカット。Fly-Riteの#22 Cahill Tanでボディを作った。サイズは#14-#16...だな。
近頃はあまり使われていない「ヘン・ネック」もいい感じのウイング材...週末、岩手釣行を予定している「コースケくん」カディスやストーンフライばかり巻いていないでコレも巻いとけ~いくつか持っていないと泣くぞ!(爆)

2015年5月30日土曜日

Country Side

夕方、稗貫川に架かる亀ケ森大橋上流 にボ~っと白く見える大木を発見...あの木なんの木?気になる木、という事で無謀にも車の窓の高さまで草が伸びた土手道を「えいっ、ままよ・・」と辿り、ついた...
ああ「ニセアカシア」か...日本には1873年(明治6年!)に導入された「外来種」...1950年代まで薪炭材として多用され重宝されたのに(Wikipediaに詳しい)今では「侵略的外来種ワースト100」強い生命力を持った外来種の悲哀がここにもある。なぜ「ニセアカシア」?本物アカシア(花が黄色みを帯びている)があるから、不名誉にもこの名が付いたらしい...岩手や秋田、青森、北海道でこの時期、目立つ花を咲かせる。
こちらは「ヤマボウシ」(山法師)
エゴノキ...
タニウツギ(谷空木)...と木の花は「白」ばかり(笑)...土手道を走ったおかげで、車に乗って来たのが「シロハラコカゲロウ」と来れば出来すぎの感あり(爆)ニセアカシアの季語は「夏」...さあ、FFのベストシーズン到来ですよ・・

2015年5月29日金曜日

Fish Tail

1987年のR.L.Winstonカタログによると、このグリップスタイルは「シガー」だそうだ...この時代のこの会社の「コスメティック・デザイン」は好きだった。リールシートやグリップ、ストリッピングガイド、巻き、塗りまで気を配り、拘って「ウチはこれだぞ・・」というR.L.Winston社の「主張」と「誇り」があったな~
ほらね、ざくっとハーフウェルズ(?)とシガー(?)の二種(イラストと実際ではえらく違うけど・笑)...画像のロッドグリップはとても握り易い。コルク先端がワインディングチェックに向かいきちんと手間をかけシェープされている...
nca 的 にはこのスタイルを「フィッシュテール」魚の尾と呼ぶ...RLWぽいけど、ちょと違う(笑)後ろのフレアと処理がより強調された感じに。グリップを握るのは主に「薬指と小指」であとの指は添え物と考えて良いだろう。握る場所の快適さが「キモ」ここの太さ次第で一日中振り廻すロッドが好きになるか嫌いになるか決まると言っても過言では無い...「なんでも良いんだよ~」という釣り人は別 として、皆さん自分で使う釣道具は「こだわり」を持ち使いましょうね(笑)

2015年5月28日木曜日

Angler's Mail

広島NKさんから画像とメール...「Kimiglassのカッコ良い写真が撮れました!こちらは既に結構渇水していてシビアになって来ましたが、チビゴギ達が遊んでくれました!3匹程、良型を逃しました…。逃げた魚は大きい。先達は上手く言ったものです…。」・・Kimiglass=Kameglassのご注文巻きで、NKさんの名前をつけて「キミグラス」(笑)...ゴギは東北地方のイワナと雰囲気が違いますね~(みなさんの投稿大歓迎です、画像と文章をncaまでお送りください)

2015年5月27日水曜日

Fly Tying (2)

盛岡NSくんに簡単に巻ける「エルク・ヘアカディス」と「ポリヤーン・ウイングのメイフライ」を二時間ほどご教授...毛鉤巻きは初めてで、ハーフヒッチやボビンホルダーの持ち方もぎこちない。何箇所かの「要点」を伝え、3本目くらいから毛鉤の「カタチ」になった。午後は自分の巻いたフライで実釣へ...夜、メールが来て「自作のフライ全て釣れました~これからおさらいをして・・」だと。よかったねーネット通販で購入した毛鉤で釣るよりも「感動」ものでしょ(喜)...なんとな~く刺激されて#18番まで巻いてみた。試しに行かなくてはイケナイな~(笑)

2015年5月26日火曜日

FlyTying

盛岡NSくんが「毛鉤巻き教えて下さい・・」ということなので「セット」ではなく「単品」で道具とマテリアルを選び揃えた...自分が初めて巻いた頃を思い起こす・・周りに先生はおらず雑誌や本で独習するしか無かった。トラディショナル・パターンでハックルを鉤軸に巻きつけて虫の脚に見立てる。実際に作り、完成したときには「なるほど~」と驚き、感動した...フライフィッシングを始め44年間で何本巻いたか数えてもいないが「凄い量」だと思う。面白くて狂ったように巻いていた時期、3日で100本入りフックが無くなり買いに走った(苦笑)今じゃ釣りにゆく前に5本巻くのがやっとだけど、相変わらず毛鉤巻きは楽しいね...

2015年5月25日月曜日

Bugg Pak

構想二年、製作4日(笑)...群馬の「カーティス・クリーク」店主が長~いあいだ温めていた「バスバグ・フライで釣る」ロッドが完成。C.C.Bugg Pak 7'3"#7/8。 5pc.で持ち運びもよい。フローターやボート、陸っぱりと使える。わたしがフライでバス釣りをしたのは大昔、河口湖大石地区だったな~と思い出した。当時、やはり7番ラインで質量の大きなポッパーや蝉フライをグラスロッドで投げて釣った..このグリップの形はカーティス・クリーク店主デザイン。なかなか「握り易い」C.C.フィッシュテール。近年、またフライでバス釣りを楽しみたい方が増えているらしい・・for Bass Bugging なので「Bugg Pak Rod」と命名...
古い釣道具が好きで、かつ詳しいマニアック・ショップのカーティスクリーク。店主らしい「デザイン」は昔風の5クロス・バットワインド、デッドストックものFuji-CNHGガイド。そして前述のフィッシュテール型グリップに現れている(笑)

2015年5月24日日曜日

Snap-on

Featherweight Reel Seatと一緒に「いろいろなもの」が送られてきた。送り主は土日に少年野球で忙しい札幌ノースクリークの「オヤジ」といっても羆ではないが野球応援観戦で日焼けし、クマ並に黒いらしい(爆)...職業柄、大の「道具好き」で便利なモノを探し出すのがうまい。今回 は「ロッド作りにインチメジャー必要でしょ?それもスナップ・オンの便利ものですぜ・・」と贈ってくれた
コレは使える!スタン レーや他のインチメジャーを使っていたが「Snap-on TPMA10」は1/8"だの3/8"だの表示が細やかで、センチとインチの対示まであるとても便利な親切設計。今までは細かい目盛を一つずつ数えていたのだけどね...テープを伸ばした時のストッパーも強固..やっぱ「道具」だね。以前、連れて行ってもらった札幌の工具屋(店名忘れた)と古書店(書肆吉成)はまた行きたいな。行けば欲しいものだらけで困るけど...(苦笑)

2015年5月23日土曜日

Lubricant

Lubricant(滑らかにする)...「フライリールだってグリスが切れるとシャフト焼き付いちゃいますよ・・」という話を聞いて「えーそうなのー!」と慌てて手持ちのリール用グリス「LUBRIPLATE」を持ち出して塗布した(苦笑)...リールでやり取りをする「大物 用」ではないので、まずはダイジョウブと思っていた。そう言えば随分と長い間、手入れをしていなかったな。おっと危ない油切れだ...「潤滑油」を施したリールは回転がなんとも滑らかなこと~...ついでにとフライラインもシリコン系ラインクリーナーを使い掃除したら真っ黒け。Oh!なんでも手入れを怠ってはいけないと言う事ですね、はい勉強になりました(笑)

2015年5月22日金曜日

Workbench

Ring Hook Keeperのリングだけ沢山あり、それを留める「ベース」がどこを探しても見つからない。記憶をたどりそこらじゅう探しても無いのだ...あそうだ~困ったときの3ch.頼り。先週、持ってきてくれた「治具」がコレ。鋼材に2種の丸溝が切ってあり、洋白帯板1.2mmX0.2mmをのせて丸棒で上から叩く...と説明を受けたが、釣りの話に夢中で上の空。昨日、やってみたところ「3ch.アイデア」の片受け押さえが功を奏し意外と簡単にできた。あとは寸法を合わせ、削れば使える。これで200個の「ベースプレート」は確保できたも同然...ありがとう...まさに原始的な家内手工業...こうして「Handcrafted Rod」が作られる(笑)

2015年5月21日木曜日

shor-t-glass

ncaのお客さんに「ナカムラ」姓が多いなと以前から思っていたが、改めて数えたらなんと15名...その中の一人、盛岡NSくんはご実家が沿岸地方。実家に帰省した折、地元河川に入渓し尺ヤマメのライズに遭遇...「あ~もっと短い竿があれば~」と悔しい思いをした話を聞いた・・去年、沢で27cmイワナを毛鉤で釣り上げてから、フライフィッシングに傾倒している彼は先週も夜勤明け月曜日に川に行き、いい思いをしたとメールが...金曜日、その川で遭ったよねー(爆)...そんなアナタが欲しがっていた「shor-T-glass」♪お~ぃ、ナカムラくん♪もうできてるよー(笑)...ショーティは5'9"/6'0"/6'3"の3インチ刻みでいずれも3ピース3番グラスロッド・・短いロッドはやっぱりグラスがいい...と思う(笑)

2015年5月20日水曜日

Flyfish (3)

釣りにゆく場所は天井が開けているところとは限らない訳で..今の季節、一週間もすれば「緑のトンネル」になってしまい、釣り人が入らないような場所に魚が残る(笑)これから気温が上がると「蜘蛛の糸」も厄介。そんなポイントでは6ft.台のロッドでサイドキャストを多用することに..どこでも投げるね~(苦笑)
あは、夢中になると後ろの障害物を忘れ、こんなことに...幸いこのクルミの枝は枯れていたので引っかかったフライを回収するのに3ch.流の手法が。リーダーを無理に引っ張らずフライラインを伸ばしループにして掛け、引き、細い枯れ枝を折り難なく毛鉤回収...@@(これはやったことないなー)...渓流の知恵
日陰の瀬尻で#16番Henryville Specialに掛かった岩手の「イワナ」・・

2015年5月19日火曜日

Flyfish (2)

承前...夜、屋根を強く叩く雨は朝7時頃まで降っていた。ところが3ch.がやってくると小雨に(どーなってんだろ?)川が増水し濁っているのでは?という心配はあったが一河川を除き、廻った川の水は澄んでいた(これもまた霊験あらたかな三様大明神のおかげなんでしょうか?・笑)雨に洗われ緑も美しい...
ライズ頻発!に遭遇。釣り人側からは光の加減で見づらかったようだが、撮影側からは流心、左、右、遠目とライズ丸見え(笑)まずは右岸でヤマメ...
遠目の流心脇で体側を見せ派手なジャンプをしていたヤマメも見事に釣り上げた...「ライズを見つけ、釣る」これほど愉しいことはないね~例え他人が釣ってしまっても(喜)...この日、この川、この場所、この時間 は「ヤマメ・フェス」・・

2015年5月18日月曜日

Flyfish (1)

東京3ch.(さんちゃん)がやって来た。30分前まで雨で「うむー」と思っていたが、彼が来れば「晴れるだろー」とも考えた。そうです驚異!の「晴れ男」なんです。案の定、nca到着とともに雨あがる(凄)...雲も流れ、ついでに気温まで上昇。こういう人と釣りに行くと雨具いらずだね...(爆)
「ショートロッド愛好会」会員としては6'6" Lamiglas 3pc.で岩手の川を釣る...「渓流で7'6"以上の竿は長い!9ft.なんか別世界...フライフィッシングは投げて釣らなくっちゃ」と言いながら、ビシバシと釣る(笑)...初日の釣りは6時間で終了。3ch.が宿に帰ります、とncaを出たとたんに雷光、雷鳴・・そして土砂降りの雨!開いた口が塞がらない(苦笑)雨は強いまま夜通し振り続き、翌日の釣りに大きな影響があるのでは?と考えた...つづく

2015年5月17日日曜日

Bookshelf

日本のフライフィッシング「かげろうの釣り」加藤須賀雄、昭和57年(1977)3月つり人社刊...本棚から引き出して再読。何度目?表紙カバー写真を見ると、思い出す川がある。東京・五日市から山に入った秋川支流・養沢川だ。写真の撮影場所も特徴のある岩盤とともに記憶に残っている。養沢毛鉤専用区間の旧事務所、高橋さんの家があった「怒田畑」あたりで上流に見えるのは「海入道橋」...毎週のように「養沢通い」をしていた時期だから忘れない・・本は近年、海外でも盛り上がりを見せている「テンカラ釣り」(著作の中ではこの名称は使われていなく、毛バリ釣りと表現している)なのだが同じ「毛鉤釣り」をする者として話は興味深く、惹かれる...
38年前に読んだ時点で「モンローのキスマーク」が頭の中に刻まれ、以来カゲロウを見るとこのことが頭をよぎる...著者が伊豆・狩野川で観察したもので、地域的な差はあるものの「普遍的に」適合する「毛バリタイムの季節的変化」をグラフにするとマリリン・モンローの口唇に似ているというものだ・・これからカゲロウの季節を迎えると、頭の中に今年もこれがパッと現れるんだろうな(笑)

2015年5月16日土曜日

NGMD

♪信濃の国は十州に 堺連らぬる国にして 聳ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し 松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さわに 万ず足らわぬ事ぞなき♪...ある程度の年代の信州人ならば誰しもが歌える「信濃の国」・・信州・北佐久軽井沢のHKさんのお望みは「ポケット&リング」リールシートとくれば、ParaGlass 663-3pc.にはHLLタイプのパンプキン・グリップを。REC社のNGMD金具がキッチリと似合います...(笑)

2015年5月15日金曜日

Flyfish (de'but)

コースケからメールが...『先週末に娘のYuriとFFに行ってきました。デビューはどこがいいかな~と考えたあげく鹿留に行くことに(Berry Park in Fish On!鹿留となったらしい)僕もアウトドア雑誌のFF体験で鹿留が初 FFだった事を現地へ行って思い出しました。Yuriはキャスティング練習はしていたのでなんとかFlyを投げられました。しかし、川の流れでドラッグに苦戦し、移動するときニーブーツに水が入って「もう~」と泣きが入っていましたが、池では僕より多く釣って5時の終了前に23cmのヤマメまで釣って喜んでいました。 ベストの中身は(自分で巻いた)小さなFly Box、それ以外のポケットは全て“おやつ”。サングラスを選ばせたら生意気にも「RayBanがいい!」と。(やっぱり格好ですか!)帰路で「また、行きたい~その時もやっぱり自分の竿“K-Glass”で!」と言っておりました。父親の教え方がいいのかRodがいいのかわかりませんが楽しい一日でした』....寸評:こりゃオヤジより断然上手になるね~取り込みの時ちゃんとグリップのところでラインをホールドしてるもんね・・そりゃオヤジの教えよりnca ロッドがいいのに決まってんだろー!(爆笑)

2015年5月14日木曜日

J.Dorin's

盛岡のNSくんが自分でフライを巻きたいそうだ...じゃ必要なもの揃えるかと、東京のHermit稲見さんにお願いした。わたしの個人的趣味でFly tying toolsは「これはコレ」と決めてあるので、それに従い「ハックルプライヤーならJ.ドリン」という事に。稲見さんいわく「ドリンが高齢でもう作らないそうです...在庫で終了」ええ~っ!何でもそういう時代になってきたんだなーと思った。それではとHermit最終在庫の放出をお願いしてしまった...昔、タイイングツールを輸入していた頃の「自分用バックアップ」があった筈なんだけどな~と探すこと3日間...ありましたよ~未開封2つ(喜)現在使用中は3つ。今までいろいろな「ハックルプライヤー」使ったけど、結局たどり着いたのはJ.Dorinなんだな...

2015年5月13日水曜日

Thanks

今朝6時13分頃の地震...お見舞いに沢山の方からご連絡をいただき、誠にありがとうございました・・ニュースでご存知の通り、岩手県花巻市震度五強!マグニチュード6.6。よく揺れました~4年前の3.11東北震災が頭の中をよぎりました。幸い、ロッドが数本倒れただけで被害はありません。わたしはパーツ類のストックしてある棚を、4年前同様押さえておりました(苦笑)...ご心配をお掛け致しましたが「無事」であります・・花巻市に設置された震度計はどこ?と思い調べたところ、わが町、大迫町の葡萄ヶ丘農業研究所近くにありました。そこから全国に「震度5強」が発信されたのですね・・あ~朝から驚いたー

Low Pressure

台風6号が北上...朝の天気予報を見て、これは増水前に川に行かねば~ロッドは継なぎっぱなしだし~(苦笑)ここ一週間、雨らしい雨もなくカラカラで埃ぽかった岩手。どんよりと曇った空。一雨は欲しいけどあまりひどい雨になりませんように・・流れを見ると工事の影響か、代掻き水の流入か少し濁りがあるが気にならないほどだったので入渓・・
ヤマメ、イワナに2時間ほど遊んでもらっているうちに、ポツポツと雨が...雨足が強くならないうちに退散。週末にはまた良くなっているだろうねと希望的観測...あ、週末釣行予定の3ch.もご存知の「ここ」でも釣りました(笑)
結果、台風は昨夜7時過ぎに「温帯低気圧」となり、予想されていた大雨も「よいお湿り」程度だったので一安心...でも気象予想図をみると次の台風7号が来週あたりに日本を狙ってますね~

2015年5月12日火曜日

Flies

#12-#14-#16-#18番の「Henryville Special」...投げて流せば釣れるので、もう絶大なる信頼を置いてしまった...マラードダック・ウイングを対で小さめに切取り、片側づつスレッドで留める・・エルクヘアカディスもいいけれど、どうもこの毛鉤は一、二度魚を掛けウイングが割れ、グッタリしたころが「好まれる」様である。ペーストのフロータントでウイングを撫ぜつけて再三再四の使用が可能(喜)...今シーズン、これで「カディス部門」はカバーできちゃうな(笑)

2015年5月11日月曜日

Workbench

「703」バンブー・ブランクを塗装している間にコルクを削りグリップとシートフィラーを作り出す。リング内径まで丸軸に加工して、リールフットをのせる場所をヤスリを使い少しずつ、フットを合わせながら手作業で「平」にして行く...微妙な加減を必要とし、コルクとともに神経まで減る作業だ(笑)
グリップはあらかじめコルクリングを接着・乾燥させておいたモノを荒削り大まかなカタチに削り出してから、サンドペーパー#120番から#400番までを使い完成一歩前まで仕上げておく。この「Superfine Grip」の場合はグリップ先端を巻き上げるのでブランク接着後に糸が乗るように調整してから仕上げに掛かる・・グリップ周りはそのロッドの「イメージ」を決定づけるものなので、ことさらに気を配る。製作にあたり、気に入らない場合は作り変えることもある...

2015年5月10日日曜日

seven-0-three

「703」のBamboo Rod(セブン・オー・スリーと読んでね)..本家オービス、昔のシリーズに「7/3」セブンスリーというのがあった。シンプルなR&Rシートの7フィート3番2ピース。あのカタチ、軽くて好きだったが今は中古でしか手に入らない。えいっ!それじゃ作っちゃえ、という事で...本家は樹脂含浸されたブランクだけどncaのはナチュラルケーンのバーニッシュ仕上げ。スレッドも当時使われていた「Orvis Brown」に似た色で(限定製作)...nca トンキン・バンブーブランクで作る「seven-0-three」と「seven-0-four」...気分でしょ?昔のカタチで出ています(笑)....お問い合わせは ncaflyfish@Gmail.com までどうぞ・・

2015年5月9日土曜日

Flyfish (day2)

出がけにドタバタして、昨日より一時間遅れて川に到着...お供はシガーグリップの2ピースOrvis Battenkill 7'6"Midge/7'9"Nymph。今日はミッジ・ティップを使う。これもまたグリップ交換したばかり。同じ川の下流域へ...shor-T-glassを持ち歩いているのは、もしも釣れなかったとき「沢」に入る保険(姑息~笑)
一投目から今日はヤマメ...山は新緑、川辺にも生命感溢れ、あ~釣れない気がしない(笑)ハッチも昨日と同じだ・・結んである毛鉤もこのところ信頼し、量産しておいた「Henryville Special」...
く~っ、ここの流れで大きなヤマメに白い腹を見せつけられ、逃げられたー。ちゃんとセットフックしていなかったんだな...バンブーは綺麗に弧を描き、のされるのを止めていたのに・・ウ~ッ、目に焼き付いちゃった・・
ほら、この毛鉤。今の時期「お魚様達」お好みのようで無くさない限り一本で通せる...今日からnca/A-Bag Navyに変えてみた。朝早くランディングネットやライセンスをぶら下げるフックをコッコッとお裁縫...(笑)
正午を知らせるチャイムが山里に流れる頃、川が濁ってきた。田んぼの代掻きかな・・登ろうとした所に先客のヤマカガシが日向ぼっこをしていた...釣り日和