2017年8月29日火曜日

Tradition

tradition 伝統、慣例...「Hiram Lewis Leonard」(1831-1907) がメイン州バンガーで釣竿工房を創立したのが1869年(明治2年、今から148年前)数多くの名匠と言われる職人を排出した。四角、五角、八角と色々な「バンブーロッド」も生み出されて来た。後に「化学繊維」であるファイバーグラスやカーボン・グラファイトなどの新素材の台頭で、バンブーロッド人気は衰えたが、廃れはしない。なぜ竹竿?と聞かれることも多いが、その明確な理由は判らない(苦笑)...「バンブーロッドって手の中で生きている様なんだ。これは自然が創り、我々フライフィッシャーに与えてくれたものだからね」と言った釣り人がいた(これ好きな言葉・笑)中国・ 広東省スイリバー流域で産する竹。学名「アルンデナリア・アマリビス」通称トンキンケーン。その縦に走る天然繊維をロッドの反発力に用いるバンブーは人の手を経て一本の竿となる...時代は変われども、永遠に伝えられ、継がれていくフライロッドの「カタチ」

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